サイト運営者はGoogleアナリティクスを使いこなすべきです!
Googleアナリティクスを用いて、サイトのアクセス数と成約率を高めましょう。
どんなキーワードでアクセスを呼び込んでいるのか?はあまり注目されていませんが、絶対にチェックしましょう。
操作方法が分からない方も多いので、今回は詳しくお話していきます。
これを知るだけでかなりWebサイトの現状を把握できますし、サイトの成約率も向上して行きますよ。
<追記>
以前は集客しているキーワードやコンバージョン設定していれば、コンバージョンに繋がるキーワードがわかったのですが、2016年12月に起きたGoogleのアップデートによってキーワードのSSL化されてしまいました。
無料メールマガジンのご案内
Contents
具体的な手順
Googleアナリティクスの管理画面を開き、
「あなたのウェブサイト」→「すべてのウェブサイトのデータ」をクリックしてください。
画面上の「レポート」→「集客」→「すべてのトラフィック」→「チャネル」をクリックして進んでください。
このような画面が表示されると思います。
- Organic search(Yahoo!、Google、bing などの検索エンジンから検索されたユーザーデータ)
- Direct(お気に入り登録(ブックマーク登録)からダイレクトにサイトに訪れたユーザーデータ)
- Referral(別のサイト経由でサイトに訪れたユーザーデータ)
このサイトは僕が管理・運営している健康系サイトのとある1日のデータです。
- セッション数
- ユーザー数
- 直帰率
- ページ・セッション
- 平均セッション時間
参考程度にみてくださいね。
このサイトはOrganic search からの集客は上手く行っているのですが、Direct,Referral からの集客はあまり上手くは行っていません。
目標は Organic search とDirect のセッション数の比率を5分5分程度です。
目標のようなサイトは記事の質の高いサイトだと僕は考えています。
Organic search を見てみよう
Organic search では「どのようなキーワードで検索エンジンから集客しているのか?」を見れます。
またサイトの成約目的(コンバージョン)をあらかじめGoogleアナリティクスで設定しておくと、成約につながっているキーワードのあぶり出しも可能です。
どのキーワードから集客したユーザーは直帰率が高いのか?低いのか?
どのキーワードから集客したユーザーの滞在時間が短いのか、長いのか?
細かく分析することができるので非常に便利な機能。
例えば、1日のアクセスが500だとして、とあるひとつのキーワードからの集客が450を占めていたとします。
そのキーワードから成約が0で、なおかつ直帰率が85%以上もあるならば、記事を「非公開」設定にすることもSEO的に有効な手段です。
ウェブサイトの品質管理することで、サイトの質が高いとGoogleに認められるようになり、結果的に他の記事が上位表示されます。
もちろん、大量にアクセスを集められる記事を非公開にするのは、怖い!かもしれませんが、ブランド認知ではなく、あくまで成約を目的としているのであれば思い切った決断も大切ですよ。
アナリティクス上で日付を変更してみる
アナリティクスの画面の右上の日付をクリックすると日にちの範囲を設定することができます。
その範囲内に検索され集客したキーワードを見てみてください。
こんな感じでたくさん出て来ると思います。
画面の左下の部分を押すと、その期間内の集客キーワードをすべてみれます。
なのでこのキーワードを見ながら新しいキーワードを見つけたり、どのくらい成約に近いのか?をチェックできます。
思いもよらないお宝キーワードを発見可能です。
無料メールマガジンのご案内
(not provided)ってなに?
大きな割合を占めている「not provided」って気になりますよね。
これは個人情報を守るために実施された「SSL(通信の暗号化)」が起因となっています。
ユーザーが検索するキーワードも個人情報の対象となったため、 「not provided」 が表示されるようになりました。
2015年から徐々に「not provided」が増えてきて、現状は9割ほどになっていると思います。
ユーザー視点で見れば、安心!かもしれませんが、サイト分析をやりにくくなったのは事実ですね。
(not provided)を無理矢理にでも解析する方法
Googleウェブマスターツールのサーチコンソールを見れば、ある程度推測できます。
サーチコンソール(通称:サチコ)の「検索パフォーマンス」画面の下に、このようにサイトで集客している検索キーワード一覧と、クリック数と表示回数をチェックできます。
期間を選択すれば、任意の期間でどのようなキーワードで集客しているか?の予測は立てられるようになったので、絶対に見ておいてくださいね。
さいごに・・・
このようにアナリティクスでは集客キーワードを確かめられます。
過去を遡ることが出来るので、非常に便利なツールです。
日々蓄積されるデータ宝物
僕がアナリティクスでサイト解析をするときにはこの言葉を胸に刻みながら、データ解析をしています。
小さな塵のようなデータでも蓄積すれば大きな資産になるんですよね。
特にブラックseoではなくて、ホワイトseoでコンテンツ主義の姿勢を貫けばそのサイトは資産になります。
あなたも継続してやっていきましょう。