僕は推定600〜900人のサイコパスと会ってきました。僕は会社経営していて、付き合いも多い方なので推定2000〜3000人の社長と会ってきました。
大体ですが、経営者の20〜30%はサイコパスだと言われています。
一流経営者は「他人への共感が薄く、人を思い通りにコントロールでき、さらに非情な決断を下せる」という特徴を持っています。
経営者だからといって、人格まで優れているというわけではないんですよ。
この記事に訪れたあなたは、「もしかしたらうちの会社の経営者はやばい人なんじゃないか？」と思っているかもしれません。
まずはチェックシートがあるので、ボタンを押してみてくださいね。
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Contents
サイコパスチェックシート
勤め先の経営者は上記の質問にいくつ当てはまりますか？？
- サイコパスは治らない
- サイコパスは元気で優秀だが、それを社員に押し付ける傾向にある
- 表の顔と、裏の顔がある
経営者は従業員を理解するべき
「経営者は従業員に理解される必要はありません。しかし従業員を理解しなくてはなりません。」
これは僕が実際に学んだ経営哲学です。
サイコパス経営者たちは、「別に居なくなっても、代わりの人材はいくらでもいる。」という前提で酷使をしているように思えます。
続いて、サイコパス経営者の特徴について挙げていきます。
サイコ社長特徴1：とにかく従業員を働かせる
認めたくないですが、サイコパス経営者は「優秀」です。頭脳も切れますし、そして高い行動力も兼ね備えています。
自分が出来てしまうからこそ、能力や行動量を社員にも求めてきます。
だから残業労働を当たり前のように求めてきますし、タスクが終わらないと帰宅させません。
「自分にも出来たのだから社員もできるはず。出来ないのはメンタルが弱いから」と良くわからない理屈をコネて、社員の人生を我が物としてきます。
ワタミ渡邉氏による、いわゆる「ブラック語録」は膨大な量にのぼるため、有名な発言だけをいくつか見てみよう。
・会社に”貯金する”感覚を持ち、会社に不可欠な人材となるように仕事してください。
・365日24時間、死ぬまで働け
・業界ナンバーワンになるには違法行為が許される。
・神様は不公平ではない。金持ち貧乏、頭が良い悪い、性格が良い悪い、足が長い短い、そんなことは人間の価値基準ではないのだ。そんなことを神様は何とも思っていない。
・「ブラック企業」という一人歩きの言葉でユニクロを含めた一部の企業を叩くのは、これは僕は”ペンの暴力”だと思います。
一時期、ワタミは日本社会からかなり叩かれていました。渡邊社長は非常に優秀な人です。しかし自己を社員に投影した結果として、ブラック企業というレッテルを貼られるようになりました。
従業員にだって、それぞれ家庭もありますからね。
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サイコ社長特徴2：会社規模の拡大＝社員の夢 だと勘違いさせる
会社規模を大きくしようが、ほとんどの社員には関係がありません。
売上に比例して給料が上がっていくのであれば別ですが、サイコパス経営者は会社の規模を大きくしても社員の給料に”変化”は与えません。
搾取とは、労働者に賃金以上に働かせることである。
そして「会社の規模を大きくすること」＝「社員の夢」だと勘違いさせてきます。
よくわからない社歌を歌わせたり、都合が良いだけの会社理念を読み込ませたり、早朝の社内会議を強いてきます。
こんなのをやって気持ちが良いのは、サイコパス経営者だけ。
もちろん意識が高く、働くのが好きで自社のことを愛している社員は日々邁進していますがそれらとは関係ない社員もいます。
サイコ社長特徴3：売上至上主義的すぎる
経営者であれば、売上アップを求めます。しかし人の気持ちを裏切ったり、社員に嫌な思いをさせてまで売上を求めるべきではありません。
中には違法行為を社員に強いるアホな社長もいます。
人に迷惑をかけたり、社会に借金をするような会社経営スタイルは社会が認めません。
サイコパス経営者は人の気持ちがわからないため、売上が上がらない社員に対して冷たい態度をとります。
今後のビジネスで大切なのは、IQ（知能指数）ではなく、EQ（情動の知能指数）であることがわかっています。
人を利益の点だけで見るため、人間関係など重視せず契約を切ってくる経営者もいます。
サイコ社長特徴4：時間的拘束時間が無駄に長い
経営者はあなたに無駄な時間的拘束を強いることはありませんか？
残業や休日出勤も当たり前、このような状態だと精神的にも肉体的にも疲弊していくでしょう。
社長の埋まらない心の欲求を満たすだけために、社員を必要以上に時間的拘束してくるパターンもあります。
社員にはプライベートな時間もありますし、それを満喫することも大切です。社風が異常だと気付かせないために、社外との接触を禁止するサイコパス経営者もいるので注意が必要です。
仕事に費やす時間を物理的に長くさせることで、転職に必要な時間を取らせない！と考えて長期労働させる経営者も多いですよ。
実際に僕が会ったことがある社長は、終電ギリギリまで社員を働かせていました。そのため社員たちは転職活動もできず、子供の成長を見守れず、体調を崩し、辞めていきました。
「お前は会社から自宅が近いんだからいいじゃん！」と訳のわからないことを言って、遅くまで働かせるサイコ社長もいます。
サイコ社長特徴5：人の気持ちがわからない
社会的捕食者（サイコパス）は人に共感することはありません。
もちろんサイコパスは能力値は高いため、人の表情を見ながら、「このような場合はこう言った方がいい」「このようなリアクションを取った方がいい」と瞬時に判断できるため、共感している素ぶりはできますし、非常に巧み。
しかし根本的な人の気持ちは理解できません。自分以外のことに興味がなく、自分だけが満足すればいいと思っています。
松本優秀な経営者であればあるほど、人の気持ちがわからない傾向も強いということは、ぜひ覚えておいてください。
サイコ社長特徴6：外と社内では態度が全く異なる
社外では非常に魅力的で、社会貢献もやって評判の良い社長も、実は社内では高圧的だったり、仕事は中途半端で顧客からのクレームだらけだったりします。
実際に僕の知り合いの経営者は非常に評判がよくて、人を大切に思っているようにみえるのですが、実は社内の仕事はクレームだらけで年中、顧客から訴えられています。（これを知った時はドン引き）
内情を聞いてみると、社員の仕事の4割はクレーム処理だそうです。
表と裏の顔を知ってしまうと、一体どちらが本当の姿なのか？がわかりませんよね。
サイコ社長特徴7：嘘が多い
サイコパスは嘘をつき、自分を偽ることに抵抗がありません。
嘘が多いと一体何が本当なのか？わからず信用もできませんよね。嘘ばかりいって、自分をよく見せようとする人には近づかないようにしましょう。
嘘をついていると、さらに嘘を重ねなければなりません。矛盾を指摘されると非常に攻撃的にもなります。社長が攻撃的になれば、社員がいきなりリストラされることもありますし職場環境は悪化していくでしょう。
そのためなるべく嘘だとわかったとしてもそれを指摘するのは控えるべきです。指摘するのは控えて、すぐに別の職場に移動するようにしましょうね。
Youtube動画撮りました！
最後に・・・
サイコパス経営者に捕食されないためには、心をフラットにして注意深く観察する必要があります。
「信用ができる、できない」は短い期間では絶対にわかりません。
表面的に魅力的だからと言って、安易に近づいたりせず、しっかりと自分を保ったまま生活をしていってくださいね。
言葉ばかりを信用せず、言葉と行動が伴っており、本当に社会のためを思っているのか？を観察していきましょう。
サイコパス経営者に捕食されると一生を無駄にしてしまう危険性があります。正しい心を持って、心の目で物事を判断してください。
今の時代は転職すればするほどお給料が下がっていきます。選択肢の一つとして転職もいいですが、もし起業に興味があるならば、いっそ自分で事業をやってみてはいかがでしょうか？
