○○育成講座、〇〇養成講座が高額で販売されていますが、以下のような特徴に当てはまる講座には絶対に参加してはいけません。

これからなにかの高額講座に参加しようと考えている方もぜひ参考にしてみてくださいね。

実際に僕は10講座の裏側を見てきました。

なかには素晴らしい講座もあるのですが、最悪かつたくさんの被害者を生んでしまった講座もあります。

ザックリ言うと

  • 高額でも悪いものはあるので引っかからないように注意
  • 最悪、何も学べず借金まみれで自己破産するケースも
  • 正しい知見を身につけて、精査してから入塾するべし

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お金を払えば、誰でも参加可能!は危険

講座購入者に対して審査がないのは危険です。

というのも高額講座はひとり当たりの講座参加費が非常に高いので
講座の運営側からみたら「めちゃめちゃ」美味しいビジネスになっています

儲けたい講座主催側がたくさんの人を勧誘したいのですが、そもそもこのような講座に向いていない人は大勢います。

僕は裏側として携わっていて思うことは
全ての人に適した講座なんていうものはないということですね、

すべての人に適して、すべての人が満足するような講座なんていうものは存在しないのです

ビジネスで儲けるためにやることは否定しませんが、
講座を開く者は「適してないお客」を明確にし、それをメルマガ、 LP、セミナー、クロージング時に伝えなくてはいけません。

「審査に合格しない人は講座に入れませんよ」という表現だけではなく、(このような表現はある種の選民感を与えるのでマーケティング的に非常に有効な表現なのですが、、)

実際に審査をして、向いていない人は省くべきです。

参加させてはいけない人を運営側が認識していない

講座受講希望者の中には「適していない人」というよりも「参加させてはいけない人」も紛れ込んでいます。

・参加させてはいけない人の特徴

  1. なんでも他人のせいにする
  2. 口だけで一切の行動はしない
  3. 多額の借金を抱えている

これらはまさに典型的な例といえます。

講師側も冷静な判断で参加者を見極めなくてはなりませんよ。

そうではないとせっかくやる気があって真面目に取り組もうとしている参加者のやる気を削ぐことになりますからね。

人数制限を設けていない

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「とりあえず人を多く入れればよい!」と思っている典型例だといえます。

例えばセミナー中に高額商品講座を販売するときにも事前に「何人になったら打ち止めます!」と講師が言わないのは危険。

というのも、高額塾は参加人数と講義の質は反比例する傾向にあります。

講師が感覚的な言葉を多く使っている

  1. 客観と主観
  2. 具体と抽象

感覚的な言葉というのは、講師の主観的に話されている言葉のことを指します。

例えば、
努力 頑張る 多い 少ない たくさん 楽しい 嬉しい 楽 難しい 大変 簡単

などこのような言葉はあくまでも「主観」によるものです。人によってこれらの定義は異なります。

人によって定義が異なる言葉や受ける感覚が異なる言葉を使うと、講師側が伝えたいことが受講生に「伝わらない」ことが多くなります。そして感覚的な言葉が多い人から習ったとしても再現できません。

なので講師の話している事柄は

いま話している事柄は主観に基づくものなのか」「客観に基づくものなのか
と受講生側は注意して聴き取らなくてはなりません。

主観と客観の違いを認識していない講師が開く高額講座には参加しないでください。

講師が成功した話もある意味で「個人的な体験談」にすぎません

成功した要因はたまたま時代が良かった、たまたま当たった!という平凡な理由である場合が有ります。

それなのに「おれが出来たんだからみんなにも出来るんだ!」と言うのは間違っていますよね。

個人的な体験談を講座の参加者に伝えても結果を出すことはできません。

解らないことがあったらなんでも聞いてください!と言っている

これはあくまでも個人的な経験則に基づいているものなのですが「解らないことがあったらなんでも聞いてください!」と言って、まともに答え切れる講師をみたことがありません。

特に受講生の人数が25人以上いると質問の嵐が起こり、まともに回答できなくなるからです。

また「なんでも質問しても良い!」というのは一見すると丁寧なイメージを持つかもしれませんがこれは本当は良くないです。わからないことがあったらネットや書籍で調べるのが普通です。

そうではないと、質問してから回答をもらえるまでの時間がもったいないからです。
良くない意味で受講生に安心感を持たせて「依存させよう」という危険性をはらんでいます

解らないことがあったら自分で調べて考える。それでも解らない場合は聞く

このような体制にしなければ、講師側も無駄な時間を割くようになりますし、当たり前のように質問をしてくる生徒も減ります。

お互いが成長出来る場が高額講座です。

お互いが独立した存在でお互いがプロ。甘い言葉には注意が必要です。

松本松本

「なんでも聞けるんだ!」と思って自分で調べてもしない層が集まっている危険性もあるので十分に気をつけてくださいね!


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講師と生徒との距離が近い

ある意味で講師と生徒は「神」と「民」の関係に似ています。

そして神と直接話すことができるのが「神官(サポーター)」だけであって基本的には話すことはできません。

民は神の話を聞くことはできますが聞いてもらうことはできません。

イメージしやすいように言うとピラミッドのような感じです。

ピラミッド

このようなピラミッドのような関係図が一番受講生がやる気になって行動しやすい環境です。

講師との距離が近づいてしまうと講師に言っていることを聞かずに結局行動しないで終わることが多い

「宿題をやってこないと怒られる」くらいの緊張感がある方が受講生も必死になって結果を出そうとしてくれますからね。

講座の受講期間が決められていない

過去にあった中で一番最悪だったのがこれです。

「いつまでもこの講座はやっていきます。一度お金を払ってくれたら一生サポートします。」と言っておきながらたったの1年でその人は姿を消しました。

一生サポートをする!と意気込むことはいいのですが、それは残念ながらできません。

一生といっても講師が亡くなってしまったらだれがやるのでしょうか?正義感溢れるような言葉に惑わされないように気をつけてくださいね、期間が決められていない講座には絶対に参加してはなりません。

精神論ばかりで段階を踏んで説明してくれない

精神論ばかりの講座もよくありません。
というのはさきほどもお伝えしたように、精神論はある意味で「人によって定義が異なる」からなのです。

なにかを教える系の講座で精神論系の話は必要有りません。

もちろん受講生をやる気にさせる必要はあるのですが、高い壁もしっかりとその下に階段を何段も用意したら登れるようになる

高額講座は特にこれを意識しなくてはなりません。

言っていることや要求していることがあまりにも難しいと感じたり無理難題のように感じさせてしまうとクレームの対象となりますし、講座を受けて結果を出した人数が少なくなってしまいます。

最悪のケースは  結果を出した人が0人。

参加者募集セミナーやクロージングトークで語られた講座内容と、「受講生に約束された未来」は講師側は叶えなくてはなりません。

そうではないとせっかく大金をはたいて参加しても得るものがなかったら意味がないですからね。精神論ばかりを語る人の講座も参加をなるべく避けたいですよね。

募集のセミナーでは事前に告知された内容が話されていない

参加者募集セミナーで事前に「こんな内容をお話します!」といって参加者を集めておいて
結局は「講座に参加しないとお話し出来ません!」というパターンは結構あります

これも良く有りません。こういうセミナー運営者は最悪です。

事前に約束した義務を講師側は果たしてないわけですから。
これは結構良く有る話ですが、講師側がお金も目がくらんでとりあえず稼げれば何でも良い!と思っている危険性が高いです。

セミナー中に解説すると約束した内容は話すのは当たり前。
それさえも守ることができない講師側、運営側には人に物を教える素質はないのでしょう。

そんな講座に参加しても得るものは一切ないどころか、高額講座の終わりに、さらに高額な講座を売られ、煽られ買わされるようになりますからね。

十分に気をつけましょう。

まとめ

  1. 誰でも参加できるようになっている
    1. 講師側が参加させてはいけない人がいることを認識していない
    2. 人数制限を設けていない
  2. 講師が感覚的な言葉を多く使っている
  3. 解らないことがあったらなんでも聞いてください!と言っている
  4. 講師と生徒との距離が近い
  5. 期間が決められていない
  6. 精神論ばかりで段階を踏んで説明してくれない
  7. 募集のセミナーでは事前に告知された内容が話されていない

いかがでしたか?

見極める目を鍛えていくことでいろいろな事が見えてきます。

僕は高額講座を否定しているわけではありません。適切な人が主催して、適切な人が受講するなら問題ないと思います。

なので、主催者側も受講側もしっかり今回の記事のことを念頭に入れてもらえたら!と思います。

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