僕は23歳の時に起業して、もう6年になります。
若いので、賢い大人たちに騙されそうになったり、逆に面白がってくれて大きな仕事をいただいたりしていきました。
起業して5年で生き残る確率は20%程度みたいなので、どうやら最初の壁は越えたかなと思い、今回は僕が経験してきた中で、僕なりの金言を、これから起業する方やフリーランスの方に送りたいと思います。
まぁ〜、本当に色々ありましたがこれら全ての経験が今の僕を支えてくれているんです。
それではお読みください。
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Contents
守銭奴万歳!お金がもっとも重要
起業を目指している方やフリーランスの方は売上にトコトン、フォーカスするべき。
どのような行為が売上に直結しているのか?を明確に答えられますか?。変な話、売上に関係ない作業や人付き合いは必要ないと考えて良いです。
それくらい「ビジネスにシビアになってもらいたい」と思っています。
売上に関係なければ、SNSをやる必要もありません。
「とりあえず、やってみるか」精神は必要ですが、どれくらいの金額と時間を投資したら、どれくらいのリターンが戻ってくるのか?を把握しておいてください。
そうすれば、仕事上での自分の強みがわかりますし、得意な分野にフォーカスできるため結果的に売上が上がりやすくなります。
最初に投資する事業では、自分が思ったよりも絶対にお金がかかります。守銭奴という言葉はあまり好きではありませんが、まずは金銭にフォーカスして出入金にこだわってください。
どんな綺麗事を並べても、「お金を稼ぐ」ことを避けられませんので。
なんでもやります!とは言うな!貧乏暇なし
起業したらすぐに契約が欲しいですね。
売上が立たないと精神的に落ち着かないですし、モチベーションが上がらず不安ばっかりの毎日になってしまいます。
何としても契約が欲しい人ほど、「なんでもやります!」と言ってしまいがち。
でもこの表現は使ってはいけません。特に若手ほど、言いやすいですし使いがちですが。
なんでもやります!と一言で言っても、全ての業務ができるわけではありませんし、できる範囲内は限られています。そして「やります!」と相手に伝えると、結局、足元を見られてしまったり、コキを使われてしまう恐れもあります。
最も厄介なことは
「オーバーな表現をして契約を全うできない」です。
相手に過剰に期待をさせてしまい、結果的に満足度が下がり長期的なお付き合いができなくなる可能性もありますし、あなたの評判を落とすケースも多いです。
仕事における満足度は「契約後の現状マイナス契約前の心理状態」
この計算方式によって導かれます。
契約前に期待だけさせてしまって、後に満足させられなかったら、クレームの対象になりますからね。
この部分は特に注意して欲しいです。
自分が相手にやってしまったことは自分にも形を変えて降りかかってくるので注意してください。
契約を取ってからがスタート
契約を取ってから、初めて仕事がスタートします。
最初の契約を取るために営業に必死になりすぎて、いざお金を受け取った時に「全然やる気が起きない」と思ってしまう人は一定数いるんですよね。
契約はいただいてからがスタート。
契約前の営業で伝えた業務と責任を果たしてください。一生懸命に仕事をしていけば、リピート購入&契約をいただけます。
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リピートこそ全て、最も注力するべきこと
リピート購入が全体の売り上げの8割を占めます。
新規開拓ばかり行っていると、本当に辛いですし経費額が増えます。
極端にいうのであれば、
経費の内訳は、新規開拓が8割、リピート顧客が2割。
売り上げの内訳は新規顧客が2割、リピート顧客が8割。
リピート対策こそ、安定経営の秘訣になります。なのでちゃんと仕事をして、リピート対策に注力していきましょう。
孤独を愛せ!!
現在活躍している経営者や起業家の方々が口を揃えて、「起業は孤独である」と言います。
起業する前の段階では分からないと思いますが、本当に孤独になります。
誰にも相談できない内容を抱えたり、本当に決断に迷う瞬間に遭遇することはしょっちゅうです。そして経営者の気持ちは基本的には社員の人は理解してくれません。
重大な決断の判断は全て自分でしなくてはいけません。
経営者や起業家なら誰しも、仲間の経営者にも家族にも相談できない悩みは抱えています。
だから「孤独を愛する」精神を持ってもらいたいです。
好んで孤独になる人はいませんが、むしろ一人で悩みを抱えていることは普通なんだと知ってもらいたいです。
ちなみに心理学的に、お金持ちほど孤独になり友達が少ないことがわかっています。
「友達もたくさんいて、悩みなんてない!」経営者はこの世に一人もいませんよ。
成功に理由なし、失敗に理由あり
成功に理由はなく、失敗には必ず理由が存在します。
成功法則なんてあまり当てにならないんですよね。成功する要因は人によって違いますが、失敗する理由は皆同じようなものです。
だから失敗した要因を知って、それを避けるような仕事をすれば、成功に限りなく近づけるはず。
会社を倒産させた人や起業したけど波に乗れず再就職した人を僕はたくさん見てきました。
その中で経験をデータベース化させてわかりやすくまとめてみたので
これに興味が湧いたらこちらの記事を
「»フリーランスや起業に興味ある人向け!絶対にやってはいけないこと」
参考にしてください。
自己投資は永遠と続ける
景気が良い時に、無駄に飲み歩いたり女性に使ってしまう経営者ほどいずれ撤退して行く運命にあります。
お金があるうちに、ちゃんと良い「経験」をして行きましょう。
自己投資をやり続けられる人ほど、長期的に活躍できます。
普段の支出に対してシビアになり、どこにどれくらいのお金を使っているのか?を把握するようにしてください。
このご時世、一生安泰なんてありません。
なので常にビジネスモデルをブラッシュアップしたり、新しい可能性を模索していかなくてはなりません。
自己投資をして得た学びや作った人との信頼関係は必ずいつか役に立つはずです。
必要なものにお金と時間をかけていきましょう。
自分に投資をすることよりも費用対効果の良い投資は他にありません。
「お金がない、時間がない」は禁止
言葉には命が宿っています。
自分が発する言葉は自分にも相手にも影響を与えるため、良い口癖をして、悪い表現はなるべく使いたくないですよね。
「お金がない、時間がない」は運を逃します。
相手と話している時に、このフレーズを言われたらその後に進展は絶対にないです。
相手との会話をシャットダウンさせるためならまだしも、良い関係性を作りたいなら変な口癖はしないように心がけましょう。
<関連記事>
»悪影響の自己暗示は危険!起業する際に口に出してはいけない口癖7選
お金はお金がたくさんある所に集まって行きます。
”質”は”量”からしか生まれない
最初から質を求めても結果はできません。誰に何と言われようと、最初は「量」。圧倒的な行動量によって質は生まれます。
今活躍している方々の行動量は凄まじいですが、それは成功した後にそうなったのではなくて、最初からたくさんの行動をしていたから成功しているわけです。
「楽してできないかな?」「もっと簡単にやれないかな?」
と考えるのは、圧倒的な量を経験した後に、行動と結果を見比べる際に思考してください。
人間が何かの分野とトップレベルになるためには、1万時間は必要だと言われています。(これを1万時間の法則と呼ぶ)
莫大な時間を費やして、初めてトップレベルになれます。
量にこだわりを持ち、そこから不必要なものを取り除いて、質を磨いてください。
起業に関していうと、1週間で100時間は働くことですね。
かの有名な起業家であるイーロンマスクはインタビューの中で、「1週間で100時間、働けば誰でも成功できる」と語りました。
僕も起業してから最初の2年間は休んだことはありませんし、大学の卒業式も働いていたので欠席しています。
誰にも負けない行動量を確保しておけば、かなり経験値が積めるので百戦錬磨になりますね。
”恐怖”は当たり前の感情である
何かを始める際に、「うまくいかなかったらどうしよう」と恐怖を感じることはありませんか?
誰でも恐怖心は持っていますし、
- うまくできるかわからない
- 物事をスムーズに進められないかもしれない
このような理由でなかなか行動を起こせない人も多いです。
誰もが成功したい!起業したい!と思いながら行動に繋げられない原因は恐怖心にあります。
自分の中の快適ゾーン(コンフォートゾーン)から離れそうになると苦痛を感じ、その場に止まってしまうのです。
快適ゾーンから離れる覚悟を持って、
「恐怖心を感じるのは、むしろ当たり前なんだ!」と開き直る必要があります。
僕も時々、恐怖を感じます。
やったことがないチャレンジをする際や、プレッシャーを感じる時や、自分よりも高いステージと会うときなど、手のひらから汗が湧き溢れてしまうんです。
でも、「これを乗り越えられたら、すごい経験になりそう!」と、恐怖を感じながらも、ワクワクします。
好奇心が前に進む原動力になっているんですよね。
この気持ちはわかってもらえますかね??結局、動いた者が勝ちます。
誰に笑われても、ある程度突き抜けることができれば人は応援してくれるようになります。
だから恐怖心に打ち勝つために、好奇心を持ちながら、日々努力してください。
いざという時の行動や思考は、日々の鍛錬から生まれます。
日常をどうやって過ごすのか?についてちゃんと向き合いながらやっていってください。
恐怖心を感じると人間は思考し、その思考は未来へ繋がる特性を持っています。
未来が思考できるか、どうかが人間と動物を区別している要因なんです。
さあ、一歩踏み出してやっていきましょう。
リスクを特定せよ
何をやるにしても、「リスク」を特定してください。
あなたがこれからやろうと思っている行動がなかなかできないのには理由があるはずです。
なぜ立ち止まってしまっているのか?を紙に書き出します。
できれば20分程度時間をとって、恐怖を感じているリスクはどこにあるのか?書いてください。
書いてみるとわかるのですが、自分が怖がっていることやリスクだと思っていることは案外、「リスクではない」ことに気がつくんです。
漠然と行動できない理由があると思っていても、書き出してみたら全然不安に思うことなんてないじゃん!と気がつくはず。
自分の立場が上場企業の社長レベルであれば慎重に行動しなくてはいけませんが、そうではないのなら、そこまで自分が思っている以上の悪いことは起こりません。
もちろん法に抵触したり、他人の権利を侵害する行為はダメですが、それ以外の行動はむしろ誰かを幸せにするものかもしれませんからね。
怖がっている、行動できない、不安な理由を一度、書き出してみて、行動を加速してください。
まとめ
- 徹底的に売上にフォーカスしろ
- なんでもやります!とは言ってはいけない
- 契約は取ってからスタート
- リピートこそ全て、最も注力するべきこと
- 孤独を愛せ!!
- 成功に理由なし、失敗に理由あり
- 自己投資は永遠と続ける
- 「お金がない、時間がない」は禁止
- ”質”は”量”からしか生まれない
- ”恐怖”は当たり前の感情である
- リスクを特定せよ
いかがでしょうか?
起業に興味がある方やフリーランスの方に少しでも役に立てればと思って書いていたのですが、ちょっと長くなってしまいましたね。
今回、書いた内容は全て僕が経験したことです。
20代前半で起業してから本当に色々ありましたが自分の中の血と肉となって、今の僕を支えてくれています。
金言!と表現するほど大したものではなかったかもしれませんが、覚えておいて損はないはずです。
ぜひ繰り返し読んで、僕の経験をあなたの経験にしてください。