僕は2013年、大学3年生の3月に起業しました。
それから何年も経るなかで、色々経験しましたよ。よくわからないほどお金を持っている方や逆に借金まみれになって海外逃亡した人など、たくさんの人に揉まれて今があります。
僕は普段はウェブマーケティング系の会社を経営しながら、自分よりも若い世代にアドバイスを求められることや出資することもあります。
若い世代との話の中で、よく聞かれるのは「どうして松本さんは起業したのですか?」という質問。
僕が起業した理由は「圧倒的なコンプレックス」と「絶対的な勝算」があったからです。
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20歳まで職歴がないニートだった
僕は16歳の時に高校を中退し、半ばニート生活でした。
偏差値50〜55くらいの高校を辞めてから大学に入るまで職歴はありません。
19〜20歳の時に「このままではまずい!」と思い、バイトの面接を受けましたが結果は10戦1勝9負という戦歴。
社交性もなく、学歴もないため、就きたい職業に就けなかったんですよね。精神的に辛かったです。
そして、優秀な姉と比べられて、弟の僕は兄弟格差のコンプレックスに苦しめられていました。
職歴のなさ、社交性のなさ、学歴のなさ、というコンプレックスに満ち溢れた人生でした。
そんな自分を変えてくれたのは、大学受験勉強。
どんな人生だったとしても、テストの点数さえ取れれば受かる!という非常に民主的なシステムに惹かれて一生懸命勉強しましたよ。
勉強しすぎて意識が飛んだり、身体中から蕁麻疹が出てたり、成人式にも欠席して、母が倒れても無視して、、、そんな状態の中で必死でもがきながら机に向かっていきました。
大学受験勉強を経て、早稲田大学へ進学
大学に向けて1日中勉強し、塾も行かず、親にも内緒で試験に臨み無事合格。これまで抱えていたコンプレックスは無事解消されるように。
自分の弱さと向き合い、未来のために必死に勉強するという過程が僕を変えてくれました。
早稲田大学への進学は一つの結果のキッカケすぎないと思っており、最も重視するべき点は、「一生懸命努力できた」ことだと思っています。
あの状態からよくも勉強を続けられたな!と、その経験が僕の中で自信となっています。
しかし、コンプレックスは質が変わっただけだった
残念ながら、進学したものの僕にはまだコンプレックスがありました。
それは、「入学が遅れた」というコンプレックス。
僕は受験したのは1回ですが、入学は現役生よりも2年間遅れています。現役と一浪は許されるけど、二浪だと知られるとちょっと周囲に引かれます(笑)
サークルでの長老いじりは、ちょっと嫌だったんです。
でも、どん底から大学受験勉強を完走した僕は、「どんなコンプレックスも努力次第で、なんとでもできる!」と確信。
僕は年を取っているだけで評価される年功序列制度や、同調圧力的なものは非常に苦手だったので、就職してもきっと会社は辞めるという確信めいたものがあり、
「会社辞めることが鮮明に目に浮かぶなら、いっそのこと起業しよう」
「起業すれば、既存のレールに乗らないので大学入学が遅れたこともチャラにできる。」
と思い、起業しました。
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24時間考えて、コトを進めれば未来は明るい
僕には天性の才能は残念ながらありません。勉強もスポーツもビジネスもセンスは並以下、むしろない方だと思っています。
しかし、何かゴールを見つけたらそれに向かって走り出すスピードと、熱中度は負けないと思っています。
大学受験生の時も、1日中勉強ばかりして合格を考えていたので、夢の中でも勉強していました。(嘘かと思うかもしれませんが、実話です)
ゴールを決めて現在地点を結び、逆算してタスクを決めていくスタイルなら負けません。
大学受験と比べてビジネスには、ゴールはなく、死ぬまで走り続けないといけませんが、たくさんの仲間に支えられながらこれからも突っ走っていきたいです。
20歳まで職歴がない僕でも起業できますし、人生は自分の意思次第で何にでもなる!とこれから立証していきます。
ビジネスの世界で一番を取る!という考えはなく、ただ目の前の人を大切にし、その輪を広げていきたいという想いで、日々活動しています。