Webサイトの失敗事例

悔しいですがウェブサイト構築に失敗しました。

今後同じような失敗を繰り返さないように自戒の念も込めて、そしてこれから新しくサイト運営をしようと思っている人に向けてアクセスが減り続けた原因をシェアしていきます。

サイトのセッション時間、滞在時間、PV率が悪化すると、結果的にGoogleから「質の悪いコンテンツが多い」とみなされてサイト記事全体の検索順位が下がる恐れがあります。

松本松本

長期的な視野で考えてみると、意味のないページや重複コンテンツをアップロードをしていくと逆にseo効果が低くなり1ヶ月単位で見るとアクセス数は減って行きますよ。

ザックリ言うと

  • きちんとした原因があるので、アクセス数は減っていく
  • 適切なコンテンツを適切なユーザーに届ければ、アクセス数は増えていく
  • YMYLのジャンルは絶対に取り扱いに注意する

実際のアクセス解析を公開

実際に僕が立ち上げたサイトのアクセス数推移をみてください。

僕が2014年の11月23日に作成し、2015年10月20日までに110記事を公開したサイトを見て行きましょう。

約11ヶ月の間で110記事を公開したので、およそ3日に1回ずつ更新を重ねていった計算になります。

このサイトは手汗(手掌多汗症)に悩んでいる若い女性をターゲットにしていて、デオドラントを売る目的で作りました。

漠然とデオドラントを売るのではなくて、

手汗を止めるための注射・手術を検討しているが、身体にメスや注射を入れることを恐れている重度な手汗に悩んでいる方」をターゲットとして選定しています。

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GoogleAdowordsのキーワードプランナーを利用して「手汗」が何月にどれくらい検索ボックスに打ち込まれているかは上の通りです。

汗関連なので寒い季節よりも気温が高い季節に多く検索されていることがわかりますよね。

僕は7月、8月はアクセス数が増える傾向に在ることを予期し、夏場に合わせてサイト作成を進めていきました。

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これが2015年1月1日から2015年12月31日までのアクセス解析にです。

これは日単位のためにアクセスが数が少なくなっている様子がわからないために週単位、月単位でも見て行きましょう。
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こちらが「週単位」です。

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こちらが「月単位」です。

「手汗」と打ち込む人は冬場になると少なくなることはキーワードプランナーで確認済みだったのですが、想定していたよりもアクセス数は減っています。

2015年度と2016年度のデータ
2015年度と2016年度の比較データ
2015年6-12月と2016年6-12月の比較データ
2015年6-12月と2016年6-12月の比較データ

2015年6月頃からドメインパワーが強くなっていったので、2015年1月から6月までの期間はノーカウントとします。

正確に比較できるのは2015年6月-12月のデータと2016年6月−12月のデータ。

11.56.19

センション、ユーザー数、pv数のどれも悪化していることがわかりますね。

検査順位がガクッと落ちているためGoogleSearchConsole上の検索クエリ数も激減しています。

く、悔しい。。。

松本松本

その原因について探っていきたいと思います

サイト運営の方針は「資産化」です。サイトコンテンツの質をあげ、ユーザーの利便性を高めることでアクセスを右肩上がりで上昇する戦略をとっています。

僕のウェブマーケティングの戦略は「ロングテールSEO」です。

ロングテールSEOについて解説しているのでそちらを参照してもらいたいのですが、ほとんどのサイトが右肩で成長してくれています。

今回、アクセスが減っているサイトの原因を分析することで、より再現性が高いノウハウを作れるのではないか?と思い、記事にしました。

アクセスが減る原因1:滞在時間が短い

サイト滞在時間の短さがアクセス数減少に大きく関係しています。

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サイト立ち上げの当初はアクセス数が少ないために日単位でみると最初は良いように思われますが、時間が経ってある程度、数が増えて行くと本来の「滞在時間」がわかりますよね。

このサイトの滞在時間はたったの1分もありません。

直帰率が高いとそれに反比例するようにサイトの滞在時間は短くなるのですが、直帰率も高いです。

直帰率は「78%」もあります。
健康系のサイトは他のジャンルと比べると直帰率も高く、滞在時間も短い傾向にあるのですが、それでもやっぱり数値が悪いと言えます。

アクセス数が減っているなら、そこには必ず理由が存在します。滞在時間が短いことは内部seo的にも良くないです。

滞在時間が短いということは、コンテンツが誰にも刺さっていない、または検索ユーザーのニーズを満たしていないということです。

本来であれば着手する前段階でサイトの構成・企画をしっかり時間をかけて設計書を作っていきます。

しかしこの手汗サイトを作る時はサイト作成初心者で勢いで深く考えずに作って行ったために、誰の心にも響いていないサイトが出来上がってしまいました。

サイトペルソナを選定すると、直帰率が高くなるのですがそのぶんターゲットにコンテンツが刺さっているため、滞在時間が伸びたりPV率が2.5pv率を超えることもあります。

アクセスが減る原因2:1記事あたりの文字数が少ない

「手汗」サイトの1記事あたりの文字数はたった900文字程度。

seo効果を考えると1記事1200文字程度がいいと一般的に言われていますが、僕からしてみたらそれでも文字数は少なすぎます。

グーグルのアップデートが繰り返され、年を経るごとにコンテンツの大切さに市場が気づき始めたので、1記事1200字ではなく、もっと文字数を増やしていくべきだと考えています。

資産的にwebサイトでアクセス数を稼ぎたいのであればもっと1記事あたりの文字数は2000文字は必要ですね。

これを考慮に入れると2017年は「手汗サイト」のアクセス数はかなり減って行くことが推測されます。

記事内の文字数が多いと、結果的に色々なキーワードでアクセスを集めることができます。思いもよらない関連キーワードで成約(コンバージョン)が発生することもあるのですが、文字が少ないと成約を発生させるお宝キーワードと巡りあう確率も低くなりますね

サイト記事の数は多い大規模サイトでも1記事1記事を丁寧に作っていないなら、大規模サイトのメリットを生かすことはできないと改めて学びました。

最低限のWebデザインがない

手汗サイトには最低限のWebデザインもありませんでした。

女性向けのサイト何も関わらず全然文字の装飾や画像もなく、、、

Webデザインをゴリゴリやる必要はありませんが、ワードプレスのテンプレートをただ入れるのではなくて、必要なHTMLやCSSは使えるようにした方が良いね。

ユーザーはぱっと見の印象で、その記事を読むのか、読まないのかを決めます。記事に訪れたユーザーを引き止めるためにも最低限のWebデザインは必要だと思います。

松本松本

最近はProgateやUdemyでHTML/CSSやPHPやJAVAが簡単に学べるようになりましたね

0からコードを書けるようになりたい方はUdemyがオススメ!.

アクセスが減る原因3:重複コンテンツがあまりにも多い

これが一番の問題点です。

正直、サイトのボリュームを出すために
とりあえず記事を書いていけばいいやと思っていました。これは本当に良くないですね。

この意識ではサイトを見ている訪問者にも「有害」であるといえるでしょう。僕のプロ意識の欠如が原因です。

また「手汗」に関しても書けるテーマが狭いために
どうしても記事の量を増やすためには意識的にも・無意識的にも似た文章とワードになってしまいました

  • 手汗 原因
  • 手掌多汗症 原因
  • 手汗の原因
  • 手が湿る 原因

それぞれ別記事で解説していましたが、本来であれば、「手汗 原因」で一つの記事を書き上げる方がSEO的に効果があります。

さらに複数の記事内でも何度も、
「手汗が出る原因として自律神経の乱れが有ります。自律神経とは交感神経と副交感神経から成り立っていて・・・」と説明を繰り返して文字数を稼いでいました。

110記事中、なんと20記事で自律神経の説明をしていたんです。(ちょっとしつこい)

それはクドいですし、重複コンテンツが多いサイトと思われてしまうのも無理はありません。

一つのテーマを掘り下げた記事を書き、そこに内部リンクで繋げてあげる方がサイト全体の滞在時間も伸びますしユーザーも便利に感じてくれます。

本来であれば一つ一つのキーワードに対して、適切なコンテンツを提示するべきです。

一つの記事に対して一つのコンテンツ(解決策)。これがベストで一つの記事内にいくつもの主義主張があるのは良くありません。

重要ポイント
重複されるコンテンツを避けるために、内部リンクを積極的に張って行けば結果的にPV率も滞在時間も上がってめっちゃサイト評価が上がります。

アクセスが減る原因4:他のサイトと差別化ができていない

同じようなサイトばかり、検索結果で表示されたら嫌ですよね。

どれも同じような構成・文章だったら、検索してきたユーザーは「あぁ、どれもこれも同じだな。別のキーワードで検索してみよう」となります。

Google側からしてもそれはなるべく避けたいはず。

サイトがどの順番で上位表示されるかは、結局は「相対評価」なので内容が同じならば、あとは分量の違いで検索順位が決定されます。

Googleの検索エンジンのアルゴリズムでは「多様性」が重視されており、ターゲットに合わせて様々なサイトが上位表示されるようになりました。

なので記事文字数の分量で勝負するのではなくて、ターゲットの訴求をライバルサイトとは異なったようにすればいいのです。

ただの情報サイトでは、大手メディアのサイトには、「情報量」や「記事数」の点で勝てません。

松本松本

自分しか提供できないオリジナルコンテンツ(一次情報)があれば、サイトのブランディングは立って行きますよ。もしくは”ターゲットを絞る”といいです。

ニッチなターゲットに特化して、そのターゲットだけに響くサイトを作って行くと、直帰率は悪くなるのですが一部のユーザーにとっては有益であるため、結果的に上位表示されやすくなります。

今日の格言
Googleは多様性を評価しています。だからニッチなサイトも上位表示されます。

自分が過去に体験したことや専門性が高いジャンルであれば、一次情報を出せるので結果的にユーザーとグーグルに評価されていきます。

YMYLのジャンルは取り扱い注意

「Your Money or Your Life」の頭文字をとったもので、これらのジャンルのことをYMYLは指します。

• ショッピングや金銭の取引に関するもの
• 投資や税金、家の購入など資産運用に関するもの
• 医療、健康関連
• 政治や法律、新しい科学技術
• その他養子縁組、車の安全性など

Googleガイドラインにもともとあったのですが、威力(?)を発揮したのは2017年12月。

特に医療、健康関連サイトは軒並み、検索エンジン上から消えてしまいました。

僕が運営していたサイトは現役看護師の方に監修してもらっていたのですが、一気にアクセスが減る状況に。

情報収集してみると、医師監修サイトもアクセス減に。

医療系、健康関連サイトは病院や政府が運営しているもの以外は、露出させるのが難しいです。

信ぴょう性が担保されないサイトはこれからやばい?

松本の管理サイト
もう一つ、残念な例を。

立ち上げてすぐにアクセスを集めるかどうか、テストするために作ったサイトのアクセス解析。

月に22万PV程度は閲覧されるように。

僕は基本、PV型ではなくて成約型なのでアクセス数にはこだわりはないですが、こちらのサイト収益の半分はアドセンスでした。

だいたい300万円程度をアドセンスで稼いでいましたが、ちょっと残念な形になってしまいましたね。

情報の信憑性が担保されていない記事が多かったのかな?と思います。

記事内容の根拠がしっかり示されていないと、アクセスは減っていくようになると予測できますね。

あなたのサイトは大丈夫ですか?

とりあえず1日1記事って決めたから適当でも良いから記事をアップロードしよう
とりあえずサイトを立ち上げたらなんとかなるでしょ

と思ってサイトを立ち上げてはないでしょうか?

意味のないページを量産していませんか?

楽をしよう、とりあえずたたき台でも良いから という思考では良いサイトを作ることはできませんし、短期的にアクセス数を稼いだとしても必ず右肩下がりになります。

被リンク重視の外部seoから内部コンテンツseoが叫ばれるようになってから、ますます1つのサイトに入れる熱量は上がってきています

記事の数ではなく質にこだわるべきです
サイトを作る前に狙うキーワードを選定する、コンテンツを想定する、ライバルサイトが提供できない価値を特定する

などなどサイトを立ち上げる前からやるべきことはたくさんあります。

サイトを立ち上げた後も逐一GoogleアナリティクスやウェブマスターツールのGoogleSearchConsoleをみて検索順位やサイト解析をし、オリジナルコンテンツを追加していかないといけません。

手間と暇をかけることで、サイトへの訪問者数は増えて行きますし売上は上がります。

このサイトでは伝えきれないこともあるのでもっとウェブ集客のやり方を知りたい方は下から僕のメールマガジンに登録して見てくださいね!

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「マーケの集い」主催 松本

代表合同会社WMC
平成生まれ。早稲田大学卒業(高校中退→大検→大学入学) 早大在学中にWebサイトを軸に起業。現在はウェブマーケティングを武器に会社経営中。