ウェブマーケ業界の一つの闇でもあるのですが、実はWeb集客に成功している企業はたったの3%、Webサイトを持っていてもほとんどの会社が集客に成功していません。
ポイントを解説するので参考にしてウェブサイト構築してください。
Webサイトを持っている方は自社サイトを見比べながら読んでくださいね。
売れない理由は必ずあります。
ただwebサイトを作れば儲かる!という時代もあったかもしれませんが、今は違いますよね。集客できない企業サイトの共通する特徴に1つでも当てはまっている場合は適切な形に変えていきましょう。
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前提:ウェブサイトを配置する場所を決めましょ
前提からちょっと難しいかもしれませんが、ついて来てくださいね。
ウェブサイトでアクセスを集めて新規集客を0からするのは非常に効率が悪いです。というのも、そんなに簡単にウェブで人を集められません。
だから、まずは既存のお客さんや新規顧客への営業時にサイトを見てもらった方が圧倒的に成果が出やすいです。
つまり、ウェブサイトを新規集客用にするのか?見込み客は営業マンに集めさせて、営業フローの間にウェブサイトを見てもらうステップを踏ませるのか?でだいぶやることは変わっていきます。
ウェブサイトにどのような目的を持たせるのか?は非常に重要ですが、軽視されがちです。ほとんどのウェブ制作会社はただ作ることだけが目的化しているので、運用に関する知識や経験がありません。
まず、ウェブにどのような目的を持たせて、機能を実装するのか?マーケティングの中でどのような役割を持たせるのか?の作戦を練らないと全く意味がないといえます。
この部分に関しては、もし何かご相談がありましたら、
»Webマーケティングのコンサルティングについて[実績公開]
気兼ねなくお問い合わせください。
それでは、儲からない企業サイトの特徴を挙げて、解説していきます。
儲からない原因1:目的が複数ある
サイト・ブログを立ち上げるときにどうして立ち上げるのか?その目的を設定していますか?
- 物を販売したい
- 問い合わせや予約をしてもらいたい
- メルマガ用のリストを獲得したい
- お店の名前で検索したときに表示されるようにしたい
目的が複数あると、ユーザーはどれを見たら良いのか?わからなくなってしまうんですよね。
「モノを売りたい」なら売る。「アクセスだけ集めたい」なら集める。それぞれの用途によってサイト構成は全然異なっていきます。
目的(ゴール)を定めて、逆算して必要なコンテンツを追加していきましょう。
儲からない原因2:言いたいことばかり書いている
言いたい事を書くことは非常に大切です。賛否がある話題であればsnsでバズる(拡散される)こともあります。
しかし言いたいことばかりではなくて、求められているもの・需要があるものを記事にしていかないとダメです。
「伝える」のと「伝わる」のでは若干ですがニュアンスが異なりますからね
選定したユーザーに対して、どんな表現(フレーズ)を投げかければ反応が取れるのか?を把握していますか?
サイト運営者が言いたいことばかり書くのではなくて、ターゲットに受け入れられるように書くと非常に良い反応を獲得できます。
主張を述べるのではなくて、ターゲットユーザーに響く形で伝えてあげないとダメ
まず狙っているキーワードで検索して見てから、どんな記事が上位表示されているのか?をチェックしてください。
「上位表示されている=ユーザーに好まれている」ということなので、どんなコンテンツを書けば市場で評価されるのか?がわかるようになります。
6割は言いたいことを伝えて、4割はユーザーが求めていることを書きましょう。この比率が重要です。
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儲からない原因3:キーワード戦略が雑
しっかりと集客用のキーワードで記事を書いて行くべきですね。
狙うターゲットがどのようなキーワードで検索を掛けてくるのか?を考えてから記事を書けばアクセス数は増えていきます。
»ペルソナを作成して、そのペルソナの日常生活の日記を書いてみると思わぬお宝キーワードを見つけることができます。
大きなキーワードで集客を狙っても全くアクセスを集めることができません。小さいキーワード(市場)でコンテンツを書いて行くとよいでしょう。
初心者だとキーワードってそもそも何?という状況だと思うので関連記事を読んでみてください。
<関連記事>
»キーワードを馬鹿にし過ぎて500記事無駄にした話!
適当に記事を書くことは、水が出ない砂漠で井戸掘りをしているのと同じです。本当に無駄な記事を書く労力を削減できるようにして欲しいです。
一つ一つの記事には目的があります。
- ドシドシ集客するための記事
- ユーザーに楽しんでもらうためのエンターテイメント記事
- バンバン成約を狙っていく記事
そして、抑えておくべきことは、「記事はあくまでも手段だ」というものです。
そのためどのような目的を持たせるのか? これを決めてからキーワードを考えるようにすると費用対効果よくウェブ集客ができます。
SEO対策が難しいキーワードではなくて、検索ユーザーの意図は同じだけどライバルがまだいないキーワードを探すように心がけましょう。
キーワード戦略については、ひと記事では説明しにくいので、様々な記事を参考にして多角的な理解を深めてください。
儲からない原因4:デザインが綺麗すぎる
デザインが綺麗だったりギミックが凄いと「おお!」となるのですが、
実際にサイト解析をしてみるとビジュアルがアクセスや売り上げには貢献していないケースが多くあります。
実際に僕はオウンドメディアを30〜40個程度所有しているのですが頑張ってcss,hmtlをいじって体裁を整えても反応率が下がることが多く、よりシンプルな体裁を求めていくようになりました。
なのでとりあえずデザイナーに依頼する!のではなくてサイトの目的・用途・ターゲットを正確に伝える必要があるでしょう。
女性の方がビジュアル的・視覚的な要素を男性よりも大切にする傾向があるのですが、これも実際にテストを繰り返してみないとわかりません。
儲からない原因5:文字色を3色以上使っている
文字色を3色以上使ってしまうと、ちょっと見にくい印象を与えます。
特にリンクタイプのアンカーテキストではないにもかかわらず、文字色を青色にしたりしてませんか?
ウェブ上で青色はその文字をクリックしたら別のページに飛ぶというのが在る意味で常識化しているので、アンカーテキスト以外は青色を使うべきではないですよね。
強調したいなら黒文字を大きくしたり、赤色を使うようにしましょう。
儲からない原因6:大企業のサイトに似た構成となっている
あなたがいま思いついた大企業の名前をYahoo!かGoogleの検索ボックスに打ち込んでみてください。
そして表示されたサイトを実際にご覧になってください。
大企業のサイトのほとんどは「IR向け」。つまり投資家の人向けなんですよね。
つまり中小企業が大企業のようなウェブサイトを立ち上げたとしても売上が上がることは残念ながらありません。
大企業名を検索してくる人は企業を「認知」しており、信用力もあるので購買が生まれるのですが中小企業や無名ブロガーはこれを真似をしちゃダメ。
しっかりと狙ったキーワードで狙ったユーザーを集客できるコンテンツや悩みを抱えたユーザーが共感・共振するできる記事を作成していきましょう。
トップページ記事の構成としてオススメなのが、
- 現状
- 問題点
- 解決策
この順番です。現状があって、問題点があって解決策を提示する。この流れがHP集客では鉄板。
最後の解決策のところで、売りたい商品のリンクや販売ページに繋げると高い反応率を獲得できます。
トップページは一番みられるページなので、IR向けの内容ではなくしっかりとモノが売れる構成にしておくといいですよ。
IR向けサイトの意味がよくわからず、なおかつサイトを外注さんに作ってもらった方は
「絶対に依頼してはいけないホームページ制作代行会社の特徴」
こちらの記事を読んでください。
儲からない原因7:行動を促していない
実際のユーザーにどのような行動を取ってもらいたいのか?
その具体的なステップを明確化したり、取ってもらいたい行動を促すことは非常に大切です。
「次にこちらの記事を読んでください」
「今すぐこちらのページにアクセスし、申込みボタンを押してください」
「下の欄にメールアドレスを入力し、お得な情報を無料でゲットしてください」
「チャンネル登録ボタンと動画のGoodボタンを押してください」
など、このような具体的行動を促されたことは、あなたにもあるはず。
デッドライン効果(締め切り効果)、数量限定にしたり、webサイトをみるべき理由と見たユーザーにベネフィット(利益)を感じてもらえるような仕掛けにする必要があります。
ウェブサイトの目的がリスト回収であればメールアドレスを登録するベネフィットや特典を明記するのが良いですね。
儲からない原因8:適切な予算・リソースを投下できていない
ウェブ集客は大きな可能性を秘めています。
リアルで営業マンを抱えなくても、年間で数百万・数千万円の売上を出せるわけなので、これほど利益率が良い集客方法は他にありません。
その可能性を実現させるためには、予算・リソースは絶対に必要です。無料でやり始めてうまく行くはずもなく、適当に社員に管理させていて、できるほど甘くはありません。
資金・人材・時間などのリソースをちゃんと用意しておきましょう。
儲からない原因9:見切り発車で始めてしまう
冒頭でも伝えた通り、ウェブ集客がうまくいっているのは全体の3%程度。
それほど難易度が高いものなので、自社でノウハウをためていない限り難しいです。
適切なノウハウを仕入れて、自社で実践してください。
ある程度、ウェブマーケティングの現状は、当サイト「マーケの集い」でも伝えているので他の記事も見てくださいね。
儲からない原因10:集客できていないHP制作会社に依頼している
HP制作会社はたくさんありますよね。
ネットでも広告を見ますし、リアルでもよく制作している会社さんと出会うと思います。
しかし注意しなくてはならないのは、HP制作会社は集客がうまいのではなくて、制作と営業がうまいだけなんです。
僕のように自社でオウンドメディアを抱えて、テストしている会社は本当にごくわずか。
あったとしても社員の日記をアップする程度ですよ。
数ある会社の中なら一社を選ぶなら、その会社がどのようなHPを運営しているのか?をチェックするべきですよ。
記事数、記事のボリューム、訴求ポイント、ライター・編集者の考え方などをサイトを通して見ると良いと思います。
自社で集客できていない制作会社に頼むは、やめておいた方がいいです。
この部分に関しては、もし何かご相談がありましたら、
»Webマーケティングのコンサルティングについて[実績公開]
気兼ねなくお問い合わせください。
まとめ
- 目的が複数ある
- 言いたいことばかり書いている
- キーワード戦略が雑
- デザインが綺麗すぎる
- 文字色を3色以上使っている
- 大企業のサイトに似た構成となっている
- 行動を促していない
- 適切な予算・リソースを投下できていない
- 自社で見切り発車で始めてしまった
- 集客できていないHP制作会社に依頼している
いかがでしたか?
Webで集客するためには、かなり高度なスキルが求められます。
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