断言すると、ノウハウやテクニックを売る時代の終焉が近づいています。
お〜、やばいやばい。
昔有料で売れていたノウハウは、今やSNSやサイトで無料で手に入りますね。
「情報の価値はどんどん下がって行く」
「情報提供(ノウハウ系)ビジネスは終わり」
ではもともと情報自体に備わっていた価値はどこに移って行くのでしょうか?
ずばりそれは情報の発信者です
Youtuberを始めとするインフルエンサーマーケティング市場がこれほどまでに注目されているのには理由があるんですよ。
- ひと昔なら有料だった情報がほぼ無料で手に入るようになった
- 発信するメディアを持ち、「固有名詞からの集客」を増やせ!
- ”誰かと繋がっている”という感覚が価値になる
- 情報ビジネスは、タレント化して行かないと生き残れない
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発信ビジネスが株式市場にも大きな影響
情報発信者のマーケティング(通称:インフルエンサーマーケティング)で大きく成功している企業として有名なのは、UUUM株式会社さんではないでしょうか?。
引用:「2019年 5期決算」https://ssl4.eir-parts.net/doc/3990/ir_material_for_fiscal_ym/59294/00.pdf
こちらが決算情報。前年度から大きな成長をしています。
半年間で売上は80億、なんと時価総額は1000億円を突破。あのエイベックス社よりも2倍以上の価値をつけています。
これはすごいですね、ちょっと前までYoutuberというワードはあまり注目されていませんでしたが、現在では誰もが知っており、そして市場規模もどんどん膨れ上がってきていますよね。
僕のSNS事情を恥ずかしながら公開
これらは僕のYoutubeチャンネルのデータ。
最初は1日に1時間も再生されず、一ヶ月で3〜6人程度しかチャンネル登録されませんでしたが、今では1日12時間〜20時間程度、2〜3人はチャンネル登録してくれるようになりました。
僕が何もしなくても、勝手に動画が再生されてきており、ウェブマーケティングにお問い合わせをいただくようになりました。
個人の発信メディアを通じて、仕事を取る人は年々増えていくと思います。
どんなに有益なスキルがあったとしても、誰かに知られていなかったら存在していないのと同じです。
発信行為自体が信頼になり、そしてお金に変わります。なのでドンドン有益な情報は出していきましょう。
有名になれば、嘘も真実へと変貌する
ウェブサイトやSNSを見れば、大体のことは知れるようになってきましたね。
情報がありふれている時代に必要なのは、リテラシー。
これからの時代は在る意味で「知」ではなくてどれが正しい情報なのか、を分類・分析する・見極める能力が重宝されていきます。
しかし、正直リテラシーを持っている人たちはごくわずか。
ほとんどの人は、有名人が語っている=正しい情報だと勘違いしています。極端な言い方をすれば、有名人が語れば嘘が真実になります。
知名度をつけるだけで、信用になる。なんて認めたくないですが、一つの心理を示していると思うんですよねー。
知名度は強烈な信用性を持っているといえます。それほど知名度には力があるんです。
有名人と繋がることが価値になってきた
ノウハウを無料で配り、見込み客を集め、関係性を構築できれば、モノは好きな時に好きなだけ売れるようになります。
まずは情報を無料で出して、そこで関係性を作ってから商品を販売する
インターネットビジネスでは鉄板的な方法ですよね。
最初に提供する情報の質が高ければ高いほど、知名度は上がり、見込み客と関係性を作れるようになります。
SNSで無料で有料級の価値を提供すれば、フォロワー(ファン)は増えていき、結果的にそこから収益を上げられるようになります。
現にツイッターでウェブマーケティングの情報発信をし、単価1000円の商材を3万人に販売した人もいます。
普段から情報発信をして信頼を獲得しているため、ビジネスはイージーになっていきます。
これからは、何を言っているか?ではなくて誰が言っているか?が重要になってくるので、有名人と接点が持てる!ことが価値になっていくでしょう。
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凄い人と会話ができる!という期待感がすでに価値になっている
情報発信者自身に価値がついて行くと
その発信者とコミュニケーションを取れるということに読者・ユーザーは価値を感じるようになります。
例えば堀江貴文さんのメルマガが良い例。
僕も毎月購読しているのですが
読者からの質問やビジネスプランにメルマガで堀江さんが答えたりしています。
僕がなぜ購読しているかというと「堀江さんと少しでも繋がりたい」と思っているから。
堀江さんが実際に僕がメルマガを購読していることは知りませんし、ましては電話をするチャンスなんてありません。でも堀江さんと「繋がっていること」に価値を感じているので、それだけでいいんです。
週1届くメルマガを読むだけでも堀江さんの人となりを見ることができる、
もしかしたらどこかで出会えるのではないか?と淡い期待を抱いているのですが、その期待感を感じるために毎月お金を支払っています。
情報発信者自身に価値が認められれば「この人と繋がっている感や体験」をも販売することができるというわけです
最近では、コミュニティーサロン運営者も増えてきましたね。
SNSやサイトで信用性を高めてから、月額制のサロンをローンチすれば一定数のファンは会員になってくれます。
「あの人と繋がりたいから」というニーズをビジネスはこれからも増え続けていくでしょう。
有名人が普段考えていることや経験談はお金に代わります。「Note」というサービスではウェブ記事を簡単に販売できます。普段の考えや体験談をNoteで売っている人は非常に増えて来ましたよね。
情報を発信するメディアで、有名人に誰でもなれる
情報発信者に価値を付けていくためには
情報を発信するメディアを持つこと、これが非常に大切です。
せっかく専門家としてやっていけるだけの能力や知識があったとしても、それを公開する場がないと意味がありませんよね。
発信者としての立場を築くためにメディアを構築していかなくてはなりません。
最適なメディアは重要!見込み客が最も閲覧するモノで有名になろう
闇雲に、SNSを始めるのではなくて、自社のビジネスの見込み客がどのようなメディアを閲覧するか?をリサーチした上でやっていかないといけません。
それがYoutubeなのか?Twitterなのか?Facebookなのか?インスタグラムなのか?はビジネスによって異なります。
最初は一つのメディアに絞り込み、ある程度成熟させてから他のメディアへと広げていきましょう。
メディア毎に市場があり、新しいメディアを掛け合わせることでかなりのシナジー効果が生み出せるはずですよ。
固有名詞からの流入を増やせ!
オーガニック検索や様々な検索キーワードで集客できれば、ある程度は売上がたちます。
しかし情報発信ビジネスで成功を長期的に収めるのであれば、「固有名詞」からの集客を増やさないといけません。
このサイトは「マーケの集い」という名前ですが、このキーワードでどれだけアクセス数を集められるのかが重要であり、価値を図る一つの指数でもあります。
固有名詞からの集客には、ライバルは存在しませんし、検索が多ければそのぶんリピーターが獲得できるのでめちゃめちゃビジネスが安定していきます。
個人名、サービス名、サイト名で検索を集めるためには、市場に認知させ、質の高いファンを作る必要があります。
そうすれば、「あの人(サイト)が言っているんだから、本当の情報なんだね」と発信内容に納得してもらえやすくなりますよ。
繰り返しになりますが、今後情報ビジネスは終焉します。
情報に価値があるのではなくて、情報発信者に価値が移るようになるので、ぜひ覚えておいてくださいね。
まとめ
- 無料の情報はたくさんあるが、見極めることが難しくなった
- 情報ではなくて発信者に信用が蓄積される
- 発信者とのコミュニケーションに価値を感じる
- 発信するメディアを構築する必要がある
- 固有名詞からの集客ができるように
これからは情報それ自体ではなくて、それを発信している人に対して価値が付いてきます。
例えるなら、タレントビジネスのようなものです。
自分の好きなタレントが「その商品をお勧めしているなら買う」。
情報ビジネスも「タレントビジネス化」していくはずなので、どの媒体でも構わないので、積極的に情報を発信していくと良いでしょう。