2013年3月に学生起業した僕が起業してから辛かったことを備忘録的にまとめてみました。

この記事はリアルなことしか語っていません。

「ふわふわした、なんか明るい起業論」は他でたくさん聞いたと思うので、僕はリアルを伝えます。

起業って華やかなイメージかもしれませんが、実際にはそんなものではありません。

辛いこともあります。いや、多いかもしれません。

僕はインターネットを軸に起業し会社経営しているので利益率は高くため、まだ苦労は少ない方です。

ジャンルによって地獄のように働き、でも儲からないビジネスもあるので気をつけてくださいね(笑)


無料メールマガジンのご案内


最初の時期は1日17時間働いても0円

働いても、努力が報われないのは一番キツイ。

特に最初のことはビジネスなんてやったことないし、よくわからないし、お金ないし、大学で単位をたくさん取らなきゃ!だったので、めちゃめちゃ不安でしたね。

不安だけど、結局は目の前のことを一生懸命やるしかない!と奮い立たせていました。

僕が最初にやったことは、Twitterの情報発信して広告を流すビジネス。始めてから3ヶ月まではTwitterを1日14~19時間もやっていたと思います。

その頃はお金がなく、パソコンマウスも買えなかったので、トラックパッドだけでいじってました。いじりすぎて腱鞘炎になって痛かったのは今ではいい思い出。

起業した当初は誰でも無収入を体験します。この期間は2年間くらい続いてもおかしくありません。

僕は運よく3ヶ月程度でマネタイズに成功していましたが、参入するビジネスによっては年単位で無収入が続くケースもありますね。

僕の友人でもあり、ビジネスパートナーの彼は20代で大富豪になりましたが、起業してから1年間は無収入だったらしいです。

この無収入という死の谷(デスバレー)をなんとか乗り越えない限りは、絶対に成功しないので、なんとかうまく食いつないでもらいたいです。

バイトしたり、下請けしたり、経営者の雑用したり、イベントやって集客したりと、目先のお金を必死になって取りにいく期間は誰にでもあります。

まずはみんな、生き残れ。大金はその後でも良い。

最初の2年間は1日も休まない

起業してから最初の2年間は1日も休むことはありませんでした。

起業当初は、これまでに出会ったことがない色々な経営者と出会って、刺激をいただきすぎて、半日間動けなかった日もありますが、基本的にはずっと働きっぱなし。

僕は死ぬ気で中卒から勉強し、早稲田大学に入ってはみたものの、卒業式は仕事の都合で欠席。

でもこれは僕に限ったことではないと思います。起業家はみんなこんなものだと思います。

むしろ、よく大学卒業できたな!と自分を褒めてあげたいです笑。

初めて僕が最初に休んだのは起業してから2年とちょっとが経過した時期でした。通販ビジネスで「国に申請した書類の審査」待ち状態で、単にやることがなかったときに初めて休みました。

通信販売事業を目論み、通販をやるために、「製造所固有記号」を取得しなければならず、これが審査にめちゃめちゃ時間がかかるんです。

しかも書類の不備が一箇所でも間違いあれば、またさらに1ヶ月程度待たされます。許可が下りるまで、時間があったので初めて休むようになりました。

価値観が合わず、仲間が袂を別つ

起業した時に声をかけてくれた仲間とは、1年間程度しか関係性が続きませんでした。

お互いのビジネスに対する価値観の相違。

最初は暗中模索しながら、案を出しながら手を動かしながら、毎日連絡を取っていましたが徐々にマネタイズができるようになると、会社の方向性や社会的な責任を考え始めます。

そこで、徐々に

「あ〜、どうしてもそこの考えは埋まらないんだな」とお互いが思うようになり連絡が疎遠になっていきました。

同じ釜の飯を食べて、どれだけの時間を共有しても、別れる時は別れます。

この経験をもとに、「自分に適切な仲間を集められるのか?問題が起きた時にどうやって解決していくのか?」を考えるようになりましたね。

創業者同士で揉めることは、稀なケースではありません。

むしろ、最初からずっと同じ仲間であり続ける会社はないんじゃないかな。と思いますね。


無料メールマガジンのご案内


一生懸命頑張っている仲間のリタイアほどキツイものはない

個人的に付き合いがある経営者たちがリタイアを決意したことを知ると、どうしても胸が痛くなりますね。

「あの時までは順調だったんだけど」
「実は経営がうまくいかず、売上がなかったんだよね」

と告白された数は結構あります。

直接聞かないまでも、SNS等でリタイアを知ることも結構多いです。

その度に僕は
「ん〜、何か僕にできたことはないのかな」と思ってしまいます。

ビジネスでうまくいくのは一握りであり、ほとんどが経営状態が悪いか、生活はできるけど時間がない中で踏ん張っています。

同じ未来を志した人たちが消えてしまうのは非常に残念でなりません。

でも、ある意味でこれはしょうがないんですよね。

ビジネスの世界は弱肉強食。弱い者は強い者に駆逐される運命。これは変えられない真実です。

道半ば諦めてしまった仲間たちのぶんまで、自分が頑張ればいい。僕は心からそう思っています。

中途半端な状態での事業撤退

僕は決して、順風満タンではビジネス人生ではありません。

過去に事業撤退を決意しています。

詳しくはこちらの記事で

Web事業の終わりを決めています?撤退するべき基準と松本の実体験

話しているので見てもらいたいんですけど、事業の撤退ほど起業家にとって辛い者はありません。

本当に3日間くらい記憶がなくなります笑

事業をやりながら、市場のニーズに合わせて方向転換(これをビボット)するやり方もありますが、僕の場合は完全に事業撤退。

事業としては、黒字間際だったため余計辛い。

たとえ赤字だったとしても、自分の子供のように育てようとする事業が無くなるのは精神的に追い詰められた気分になります。

僕は社員を持っていなかったのでまだ良かったですが、社員がいたらきっと首を宣告して倒産していたと思います。

一定数からクレームを言われる

以前、僕が集客代行をやっていたクライアントさんと治療系マニュアルを販売していたところ、6〜8名程度から「満足していない」「一刻も早くお金を返して欲しい」と言われたことがあります。

価格帯は18000円で動画付きマニュアルだったのですが、一定数はあまり満足してもらえませんでした。

顧客の層にもよりますが、だいたいクレーム率は5%程度です。クレーム率が10%を超えるようなら、商品に問題がある!ということになります。

メルマガでの販売人数は約500名程度なので、6〜8名程度からのクレームなので全然良い方ですが、知らない人から文句を言われるのは精神的に辛いですよね。

ビジネスのターゲット層によっては、本当によく分からないクレーマーとかいるので注意してください。

僕がやっていた通販事業では、買っている証拠があるのに、買っていない!と言い張って商品は受けるけど、代金は支払わない人もいたので。

「起業の95%は苦渋で占められている」

これは僕が尊敬している経営者の言葉。

「経営してから現在までの時間のうち、95%は苦渋である。喜びはたったの5%もないかもしれない。」

最近は、ふわふわした独立や、楽しく起業!なんて標語が目につきますが基本的にはこんなもんです。

会社経営が楽なわけないですし、辛いことも多いです。

僕はインターネット事業が中心なので在庫は抱えず、社員も0人(外部委託はよく利用)なので、身軽ですが

参入するジャンルによっては在庫や社員を抱えなくてはなりません。

そして売上が上がったとしても経費がかさんだり、逆に利益が貯まるようになっても法人税等で半分は国に持っていかれてしまいます。

これが現実。

でも、このような現実をあなたが知ったとしても、

「いや、自分には叶えたい未来があるんだ!」
「自分が思った通りのビジョンを、みんなで共有できるまで諦めない」

と思った人は今すぐに起業するべきです。

起業家は異端児であれ。

確率論では圧倒的に勝算が少ないとしても、自分ならできる!と根拠のない確信があれば今すぐ飛び立つべきですね。

The following two tabs change content below.

「マーケの集い」主催 松本

代表合同会社WMC
平成生まれ。早稲田大学卒業(高校中退→大検→大学入学) 早大在学中にWebサイトを軸に起業。現在はウェブマーケティングを武器に会社経営中。