ビジネスとは独占である。

超越的なアイディアと圧倒的な行動力で爆進を続ける世界的起業家イーロンマスク。

イーロンマスクのビジネスに対する心構えは誰にとっても学びがあります。

特に起業を考えている人や、法人化に至っていないフリーランスの方にはオススメの記事です。

これを見ると、わかるのですが、イーロンマスクって本当にすごいですよね。。。


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若い時から突っ走れ

イーロンマスクは10歳の時に初めてコンピュータとふれあい、12歳の時にプログラミングソフトを開発し、それをビジネスに結びつけました。

ペンシルバニア大学を卒業し、超名門校であるスタンフォード大学院に入学しますが、わずか2日で中退することに。

その後すぐに弟と一緒に初めて会社を立ち上げました。

何のあてもなく、大学院に行ったが、インターネットで起業したい想いが込み上げてすぐに中退し起業した」と聞くとびっくりですよね。

イーロンマスクと後に出会い一緒にコンフィニティ社(後のPaypal社)を創業したピーターティールもスタンフォードロースクールを卒業後、連邦控訴裁判所で事務官として働き、大手法律事務所サリバン・アンド・クロムウェルで働いた後に起業しています。

若い時から「思いついたら即行動」することが成功への道の出発点。

「こんなことがしたいな~」と待っている暇は起業家にはありません。能動的で絶えず頭と足を動かすことが求められます。

時には無作法・非常識と周囲に思われることもありますが、人生というレースで前かがみになりながら一生懸命に走ることも大切ですし、何よりも周囲の価値観よりも自分の価値観を大切にするべきです。

何歳になっても、どんな状況になっても自分の心に素直になり、1秒でも早く行動をしてみてください。

そうすれば間違いなくあなたの人生は変わっていきます。起業したいと思ったらすぐに行動へ移す。これが近道になります。

週に80~100時間は地獄のように働く

成功の鍵の中で最も重要なことは何か?という問いに対して、イーロンマスクは

起業家は週に80~100時間は働く。地獄のように働き、成功への確率を少しでも引き上げることが重要だ」とインタビューで答えていました。

週に80~100時間なので、1日12~15時間を休まず働かないといけません。

誰かに言われてやった仕事は仕事とは言えません。日々、自分が重要度が高いと思ったタスクをこなしていきます。

松本松本

これだけ働くので、お金を使う暇もないでしょう。現にイーロンマスクの資産は2兆3000億円を超えていますからね。

これだけあったらもう物欲はないでしょうし、イーロンマスク氏曰く、お金に頓着していないとのことです。

お金を稼ぎたいという気持ちよりも、自分の信念やビジョンに突き進んでいく気持ちが大切ですね。

僕も経験ありますが実際にこれだけ働くと、なんだかわからないくらい自信がつきますし、ものすごいご縁に恵まれるようになります。

ある意味でご縁は確率的な問題なので、行動の絶対数が多ければ、そのぶん良縁に恵まれますからね。

生半可で起業したいと思っている人や、時間もあってお金もあって不自由なく暮らしがしたい!と思っている人は起業には向いていないと思います。

そのような人はフリーランスもやめたほうがいいですね。ビジネスは本当に厳しいので。

圧倒的なまでに商品を磨く

「企業を作るときに大切なことは、才能の集中です。トップレベルのプレーヤーが集まったナショナルスポーツチームを作るようなものです。特定の分野に才能を持つ人を集めることが大切なのです。」

大量に働く目的は、自社製品の質を上げることだとイーロンマスクは語っています。

自社製品をこれでもか?と思うほど探求し、それを磨く。不純物を取り除き、まるで彫刻を作るかのように仕上げます。

イーロンマスクが立ち上げたスペースX社の逸話を1つ紹介します。彼は「火星移住計画」を進めており、火星に行くためのロケットをスペースX社で製造しています。

かつて、宇宙事業は絶対に民間企業では執り行えないと言われていました。

当時NASAが開発していたロケットはなんと1発で1000億近くかかっていたのです。

イーロンマスクは1000億円がどのように使われているのか?を徹底的に調べ上げ、自社で開発できることは自社で!と決心しました。

そしてスペースX社が打ち上げるロケットのコストを最大限にまで引き下げることに成功したのです。

なんと1発7億円でロケットを開発製造できるようになりました。

NASAのコストの7/1000にまで引き下げたのです。これは驚きですよね。

それくらいコストの意識を持って、低価格で素晴らしい商品(プロダクト)を作り出す姿勢は本当に尊敬に値します。


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お金よりもビジョンを優先する

「もし、未来を見ることをやめたり、今のテクノロジーを改良しようとしないければ、それは、取り残されることを意味する」

「リーダーや経営者にとって必要なものとは何でしょうか。私は、明るい未来を信じられる仕事を創ることだと思います。」

イーロンマスクはebayにPaypalを売却した時に約150億円を手にしたと言われています。それだけのお金があったら贅沢しても一生分遊んで暮らせますよね。

しかしイーロンマスクは150億円を元手にしてさらにビジネス展開を目指しました。

松本松本

人間の物欲はせいぜい年間2000〜3000万円で満たされると言われています。そのためそれ以上の金額を稼ぐためには、ただお金が欲しいというモチベーションでは続かないんです。

稼ぐためのモチベーションから「人のため、自分の可能性を広げるため」というモチベーションに切り替えなくてはなりません。

イーロンマスクは圧倒的なビジョン「人類を火星に送り込む」「自動運転を普及させる」を打ち立てながら、自分自身や社員のモチベーションを高めています。

人のために何かをする、人類の将来を思考する。
その姿に人は惹きつけられ、イーロンマスクの会社や製品に心を奪われるのです。

お金をモチベーションにすることも最初はいいですが、大きな会社や組織を作り出すならそれだけでは絶対に足りません。ぶっ飛んだビジョンや理念があるからこそ、人は動くのです。

儲かったお金を飲み代や女性たちに使ってしまう経営者も多い中、すごいです、、、と僕も思います。。

過去を学んで未来を見通す

起業するときやフリーランスとして活動して行く際にも、過去をしっかり学んで、未来を見通す必要があります。

その瞬間だけ儲かるビジネスで食いつなぐ人も多いです、僕の周りにもそういう人はいます。

トレンドを掴むことで収益は飛躍しますが、飛躍し続けることはできません。繁栄と衰退は表裏一体であり、繁栄→衰退のサイクルは年々早くなっています。

だから未来のための準備を常に念頭に入れる必要があります。

未来は急にやってくるものではなく、現在の延長線上が未来であり、過去の連続が現在です。過去を学ぶことで未来をある程度見通すことができます。

過去の著名人の考え方に触れたり、宗教や哲学的な視座を持つだけであなたのビジネスモデルは変わって行くでしょう。

その場しのぎにしかならないビジネスで短期的に収益を上げたら、その収益を浪費せずに未来へ投資する意識を持ってくださいね。

未来のビジネスとして期待されているもの
Iot、VR、AR、AI、RPA、ドローン、ロボティクス、ブロックチェーン

これからはますますITが適用される範囲が広くなり、ITが適用されない分野はありません。

金銭的、時間的にも余裕が出てきたらこれらのジャンルは手をつけて行きたいですね。事業としてITをやるか、やらないかは別として、これらのテクノロジー技術に触れるだけでも考えは変わっていきます。

昨今、IT系のイベントも増えてきたので一度参加してみると良いです。東京ビックサイトでも頻繁に開かされているのでぜひ行ってみてください。

批判に負けないメンタル

一生懸命やればやるほど注目が集まり、それに否定するアンチも出てきます。イーロンマスクは目立ちすぎているため、様々な憶測や批判に悩まされているでしょう。

自動運転技術で事故が起これば株価は暴落したり、ちょっとした一言で株主から批判的な声が響き渡ります。

しかし批判に負けてはいけません。批判に耳を貸す場面もありますが、自分で掲げたビジョンや理念は守らなければなりません。

一生懸命に生きている人は全体のたった10%もいないでしょう。

起業を考えている人やフリーランスとして活躍している人は、一生懸命生きている人です。人の批判ばかりする怠惰な人たちとは、人生に対する捉え方が根本的に違います。

少数派であることは恥じる必要はありません。

起業を考えたり、フリーランスとして活動していると、家族や友達や仲間から色々反対されることもありますが、その批判的な声に負けてはいけませんよ。

まとめ

    回のポイント

  • 若い時から突っ走れ
  • 週に80~100時間は働く
  • 圧倒的なまでに商品を磨く
  • お金よりもビジョンを優先する
  • 過去を学んで未来を見通す
  • 批判に負けない

起業を志す人やフリーランスの全員がイーロンマスクを目指すべきだ!とは考えていません。しかし彼の思想や行動力は非常に学びが深いですし、得られるものは非常に多いです。

起業には様々なリスクがありますが、それを乗り越えられるほどの忍耐力、精神力、行動力を蓄えて行きましょう。