「天才詐欺師のマーケティング心理技術」を徹底的にレビューしていきます。

かくいう僕も過去に詐欺被害にあっているので、実体験者の視点で切っていきたいと思いますw

信じがたいものを売る秘訣は信用できる斧を売る際にもっと効果を発揮する

と世界的億万長者メーカーであるダンケネディは述べました。

「天才詐欺師のマーケティング心理技術」では実在した詐欺師がどのような考えでマーケティングをやっていたのか?どのような戦略・戦術を行なっていたのか?を解説しています。

大恐慌の時代にジョン・ブリンクリー博士は医療詐欺をはたらき、外科手術と医薬品で推定1000〜2000万ドルという資産を築き上げました。

ブリンクリー博士はなんと30年以上詐欺行為を続けていたのです。

ビジネスを始めて37年後に逮捕されたわけですが、これだけ長くやっていける能力は確かに凄いとしか言えません。

嘘偽りをあたかも真実のように人々に知らせ、信頼させ、ビジネスを発展させるマーケティング力は凄まじいです。

全部の施策をやる!

「天才詐欺師のマーケティング心理技術」の目次は以下の通り。

  1. 権威に代わるものなし
  2. 権威を求める3つの方法
  3. 行動の人になる
  4. 構え、撃て、狙え!
  5. メディアのフル活用
  6. ビジネスの顔
  7. 治療ビジネス
  8. 治療を約束する
  9. 自信を売る
  10. 顧客は何を求めているか
  11. 野心的なメディア戦略
  12. 大胆さで名声を作る
  13. 舞台の準備
  14. 待ちの販売戦略
  15. 秘密の核心
  16. 信じたい力
  17. 社会的証明
  18. ドラマチックな物語
  19. 大胆さで惹きつける
  20. 富の原動力
  21. 価格戦略
  22. 価格正当化
  23. 汝の顧客を知れ
  24. 自分を知ってもらう
  25. 並外れた存在になる
  26. 時と場所の力
  27. 本領を発揮できる場所
  28. 逆境をチャンスに
  29. 野心
  30. 拳を構えよ
  31. ポジショニング
  32. ポジションのコントロール
  33. 回復力
  34. 再起する
  35. 執拗なフォロー
  36. 閉じたループ

ブリンクリー博士の凄まじいところは、

参入するべき市場を決め、顧客となるターゲットを定め、信頼させ、メディアでの露出を増やし知名度をあげ、なんどもなんども既存顧客をフォローし利益をあげたところです。

本の目次を見るだけでマーケティングの必要事項を網羅できますよね。

ブリンクリー博士は「性的不能治療」に目をつけ、そこからビジネス展開していきました。

人間の3大欲求のひとつである「性的欲求」のジャンルのためかなり悩みが深い見込み客が多いことが予想されます。

悩みが深いためにそれを解決しようと、見込み客はたくさんのお金を払うわけです。

ジャンルの特徴をうまく掴んだ時点でブリンクリー博士が成功することは決まっていたのかも知れませんね。

そしてお金になる施策は全てやる。

絶えずテストを繰り返しながら、最もよい施策を常に求め続ける姿勢はマーケターには欠かせません。

「天才詐欺師のマーケティング心理技術」の目次は36個ありますが、少なくてもブリンクリー博士が36通りのマーケティングを試したわけです。

マーケターの質は施策の数で決まります。

そういった意味でブリンクリー博士は優秀なマーケターだったのです。

ジョン・R・ブリンクリー流マーケティング「21の原則」

ブリンクリー博士のマーケティングは滑り台に例えられます。

見込み客を階段まで連れていき、自力で登らせ、滑らせる。

この歪みない流れによって多くの利益を得ることができました。

ブリンクリー博士のマーケティング原則は以下の通りです。

  • 権威によって自分をアピールする
  • アイデアを行動に変える
  • 大胆な自己宣伝
  • 思い切った治癒を約束
  • 深い意味を売る
  • メディアを使って上昇する
  • メディアを使って自分を拡張する
  • 適切に準備ができた見込み客に売る
  • 信じたがっている人々に信じる理由を与える
  • とびきりドラマチックな成功例にスポットライを当てる
  • 大胆不敵さと壮大な計画ととてつもない約束
  • 価格を意味のないものにする
  • エリート意識を利用する
  • ニュースを作る ーニュースになるー
  • 自分のための時と場所を見つける
  • 持っているものはなんでも利用する
  • 戦う人として称賛される
  • 強力なポジショニングを実行する
  • 挫折に創造的に対応する
  • 執拗なフォローアップ
  • システムを完全なものにする

被害者目線からのレビュー

ある意味で詐欺はマーケティングの一種なんです。

実際に買って手元で試してみない限りは商品・サービスが優れているか?どうかはわかりませんよね。

「天才詐欺師のマーケティング心理技術」ではあらゆるマーケティング手法が語られています。

当時の時代背景を重ねて考慮してみると、

「まー、これは騙されるだろうね!」って感じでした。

ブルックリン博士が参入していたビジネスは健康系商材の販売。

健康系はかなりニーズが深く悩みが深く、半ば藁をも掴む思いの人も多かったため、多少宣伝文句が怪しかったとしても「それを信じたい」心理欲求が働くため被害額も多いかったのも納得できます。

ブルックリン博士はブランディングを徹底的にやっていたため、怪しいイメージを払拭することが上手かったように思われます。

「自分は引っかからない」と思っている人ほど引っかかると本書でも記載されていましたが、色々納得ですね。

僕が詐欺師に遭遇した時の話

こちらの動画では本書のレビューをしながら、過去に詐欺師に遭遇した話をしています。

被害にあったことがない人にはわからないような、信じられないような話ですw

信頼性や権威性を身につけたい方にオススメ

天才詐欺師のマーケティング心理技術」では様々なマーケティング手法が解説されていますが、

信頼性や権威性がベースとして存在することが前提条件です。

詐欺師なので商品力はなく、それをいかに魅了的に見せるか?に注力しているわけなので見せ方が非常に上手。

新規客への営業や交渉事を生業としている方にはオススメできます。

逆にリピート対策をしたい方、客単価を引き上げたい方は別の書籍でいいかな〜というのが本音です。

接点を持った見込み客に信頼してもらいたい方はぜひ広告文をお読みください。

天才詐欺師のマーケティング心理技術

正直、ダイレクト出版の書籍はあたりはずれが非常に激しいです。

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こちらの記事がお役たちになると思います。

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松本 中卒→早大卒Web社長

「全国の落ちこぼれたちのスターになりたい」中学3年時の国語偏差値28英語偏差値32。平成。早稲田大学卒業(高校中退→大検→大学入学) 早大在学中にWebサイトを軸に起業。現在はウェブマーケティングを武器に会社経営中。