消費者心理を知り尽くし、再現性高く売れる広告を作るためにはどうすればいいのか?
そんな欲求を持っているあなたには「現代広告の心理技術101」はお役に立つはずです。
今回はこの本についてのレビューをしていきます。
結論から言うと、すごく良い本です。しかし使い方によってはあまり意味を持たないので注意してください。
ダイレクト出版 ドルー・エリック・ホイットマン著者。
アマゾンカスタマーレビューで5スターを獲得しています。
本書で語られるノウハウの一部は以下の通り。
- 全体の60%の人々はヘッドラインしか読まない
- 写真のキャプションを読む人はボディコピーを読む人の2倍
- 広告にセール価格を入れると見る人が20%増える
- 半ページの広告を見る人は全体広告を見る人の70%
- フルカラー広告は白黒広告より45%も効果的
お〜、なるほどな!って思いますよね。
確かにこれらのノウハウは勉強になると思います。
Chapter 1 人が本当に求めているもの
Chapter 2 相手の頭の中に入る方法
Chapter 3 買わずにられなくなる秘密のテクニック
〜買わせるための41のテクニック〜
Chapter 4 ホットリスト
〜レスポンスを急増させる101の簡単な方法〜
各チャプターごとに色々書いてあるのですが、ちょっと使い方を間違えるとあまり意味をなしません。
あなたは戦略と戦術の違いを知っていますか?
戦略は頭の中で考えるものですが、戦術はそれを具現化させたものです。
「Chapter 1 人が本当に求めているもの」「Chapter 2 相手の頭の中に入る方法」は戦略にあたります。
この部分をしっかりと理解していないと「現代広告の心理技術101」からあまり吸収することができません。
戦略は土台であり、戦術だけを学んでも意味がないんですよね。
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Contents
現代広告の心理技術101の正しい使い方
マーケティング初心者ならChapter1とChapter2を繰り返し読み込んで本質的な物事の考え方を習得しましょう。
人間の根本的な欲求やウェブ心理学を土台とし、基礎を固めてからChapter3とchapter4を読み進めると再現性が高いマーケティングが組めます。
Chapter3とchapter4はテクニックが多めです。
テクニックやノウハウは時代とともにかなり変化するのでこの部分だけを学んでも長期的に反映することはできません。
臨機応変に対応していくためにはやはり基礎をベースにしながら実践していく必要があります。
「現代広告の心理技術101」がオススメな人
これらの方にはオススメ。
マーケティングに絡んでいる職業や個人事業主、会社経営者には非常に役に立つと思います。
僕のようなウェブサイト運営者や制作者も読んでおくと仕事の幅が広がりますし多くの利益を獲得できるはずです。
顧客へ、本書をまとめたPDFを作って渡すだけでも価値を感じてもらえると思いますよ。
現代広告の心理技術101がオススメじゃない人
マーケティングに関わっていない人はあまりオススメできないですね。
そして一番勿体無いのは、本を読みっぱなしにしてしまうことです。読んで終わり。では勿体無い。
だからこの本をきっかけにマーケティングの世界に関わってみたり、起業・副業を始めてみることをオススメします。現代広告の心理技術101は読み物扱いするのはあまりオススメできませんね。
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読む際の注意点
実際に読んでみるとわかるのですがかなりボリュームが多いです。ノウハウも多いですし具体的な説明も多いです。
最後まで読んでみると、お腹いっぱいになってしまいます笑
なので読んでいて気になった部分や試してみたいアイディアが思い浮かんだらすぐに実践してください。読書がゴールではなくて、結果を出す!ことがゴールなので。
本を手にとっても全然効果を発揮しない場合は?
ノウハウやテクニックを実際にやってみても全然、うまくいかない!
と言う方は
「»ビジネスノウハウ(know how)は確実に廃れる!生き残りたいならノウワイ(know why)を徹底しろ!」
この記事をぜひ読んでください。
表面的なノウハウに騙されることなく、本質的な考え方ができるはずですよ。
セールス文もめちゃめちゃ勉強になる
マーケティングやセールスに関する本なので、セールス文(告知文)も非常に勉強になります。
ヘッドライン、サブヘッド、クロージング文などぜひ確かめてみてください。セールスコピーライティングのテクニックがふんだんに使われています。
特にベネフィットの部分が非常に勉強になりますよ。
今すぐクリックして、内容を確かめてみてくださいね。