サイト記事の品質管理は、SEO対策で重要な施策です。
このように検索順位を右肩で上げていくためには、記事公開後に放置したままにせずに、記事の品質管理をしていきましょう。
- 誤字を修正する
- 日本語として不自然な文を整える
- 画像にalt属性をしっかり書き込む
- 古い情報を新しい情報に書き換える・追記する
この他にも記事の品質を管理する方法をお伝えしていきます。
- 記事の品質管理(リライト含む)はSEO上、めちゃめちゃ重要
- 記事公開後に最適化しないと、なかなか上位表示ができない
- 繰り返し、コンテンツを手入れして、ユーザーに価値あるサイト作りをするべし
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反応が悪い記事を「非公開」に設定する
これは僕が管理しているサイトの解析データ。2014年11月に最初の1記事を公開し、合計127記事投稿。
そして2015年11月16日と2015年12月30日に反応が悪い記事を「非公開設定」にしました。
このサイトはアドセンスで稼いでいるわけではなく、あくまでも商品の成約(コンバージョン)を狙っています。
Googleアナリティクスで解析しながら商品成約には繋がっていない21記事を非公開にしました。ちょっとずつアクセス数が伸びていっていますよね。
非公開にした21記事の特徴は以下の通りです。
- 直帰率が85%以上である(平均70%)
- 離脱率が70%以上である(平均は50%)
- 平均ページ滞在時間が1分程度(平均は2分)
- 成約させるページに全くユーザーがたどり着いていない
成約型なので、販売促進ページに到達していないページは無価値。また直帰率・離脱率が悪く、セッション時間・滞在時間が短いので、ユーザーがコンテンツに満足していません。
Googleアナリティクスを使えば、直帰率や離脱率を測定できるのですが、全然意味がわからない!という方は、
こちらの記事を参考にしてください。
非公開にしたら、500アクセス程度下がると思っていたのですが、アクセス解析を見てみるとあまり変化はありません。
12月31日には800程度までアクセスが下がっていますが、それからは順調に上がって来ていますね。
ちなみにこのサイトは2015年10月から1記事もアップロードはしていませんが、2020年の現在でもコンテンツの質が認められて、結果的にアクセスは増えていきます。
クリック率を最大限までに高めるために、H1タグ(記事タイトル)を変える
記事タイトルの変更は品質管理に繋がります。
- タイトルのCTRが3%程度
- 狙ったキーワードからのアクセスではない
- 平凡で当たり障りのないタイトル
- キーワードが羅列されている
記事のタイトルを変えた方がアクセス数アップに繋がります。
H1タグのタイトルを変えるだけで記事のタイトルクリック率(CTR)は上昇する場合がありますので、研究してみてください。
Googleサーチコンソールを使うと、記事タイトルのクリック率(CTR)を計測できるようになります。
僕のサイトのクリック率は大体5.5~7%程度です。3%から6%にするだけでアクセス数は2倍に変化するので、クリック率の計測はかなりシビアに行いましょう。
<関連記事>
»タイトルやキャッチコピーの作り方!〜ネットビジネスを制するために〜
無機質なH2,H3タグを魅力的な表現に変える
h2,h3の見出しを変えるだけでも有効です。ただむやみやたらに変えるのではなくて、ページの反応率や離脱率をチェックしながら変えるとよいです。
見出しのA/Bテストをしていきましょう。記事の上部に目次として見出しを表示している場合を調べてみると、結構見出しってクリックされているんですよね。
解析ツールで分析するとわかるのですが、頻繁にクリックされる見出しとクリックされないものがありますよ。「クリックする」=「興味がある」わけですよね。
気を抜かず興味付けできるようにしましょう。
タイトルと見出しを変える際に役に立つ基準
記事タイトルや記事内の見出しをどんな基準で変えていくのか?については以下を参考にしてください。
- 検索結果で10位以内に入っていない場合・・・
- 10位以内に入っているけど、CTRが3%未満の場合
- 10位以内&CTR3%以上あるにも関わらず、滞在時間が60秒未満の場合
狙うキーワードとコンテンツがマッチしていない可能性がある
タイトルを変更してみる
見出しを変えて、読みやすさを重視してみる
一応、役に立つかと思い、僕なりの基準について解説しておきました。
新規記事を書くよりも、既存記事を修正するだけでアクセス数はかなり変わって行きますよ。
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言い換えをマスターして、狙うキーワードの出現回数を減らす
「上位表示を狙うキーワードを記事文字数の5%程度の割合で散りばめるとSEOの効果がある」と、よく聞きますがやや多すぎかなと。
何度も同じキーワードを出現させると「Google側」「ユーザー側」にとってもしつこいな!と思われます。
例えば、「〇〇する テクニック」という複合キーワードでの上位表示を狙う時に、何度も「テクニック」と書くのはNG。
テクニックの言い換えとして、
「方法、やり方、技法、手段、メソッド」
このような表現を使うと、様々なワードでの集客が見込めますし、ユーザーは文を読みやすくなって完読するでしょう。
言い換えの表現力を磨けば、文章に厚みができるので、ぜひやってみてくださいね。
狙うキーワードで検索して、競合記事をリサーチ
1000字で十分にユーザーニーズを満たせるケースもあれば、2万文字も必要なケースがあります。
1000文字で十分なのに、わざと3000文字書いたりしてはだめ。逆に1万文字必要であれば、3000文字程度では上位表示できません。
狙うキーワードによって、必要なコンテンツ量は異なりますよね。
例えば、あなたが「ワードプレス 内部SEO 方法」で上位表示を狙う時に、
「ワードプレスの使い方」
「ワードプレスとは」
みたいなコンテンツは必要ないですよね。
結構、初心者がやりがちなミスなので十分、覚えておいてください。
初心者ほど、無駄なコンテンツを入れてしまいがち。完璧とは、「無駄なものがない状況」です。
適度に内部リンクを張り巡らし、ユーザーを縦横無尽にさせる
内部リンクをこまめに入れると、ユーザーがサイト内を循環しやすくなり検索順位が上がっていきます。
特にアクセスを集めたい記事があれば、積極的に内部リンクを貼って送るようにしてください。そうするだけでサイト内の滞在時間は勝手に伸びます。
やってはいけないのは、関係のない内部リンクを貼ること。
グーグルは内部リンクのクリック率や内部リンク先がどこまでみられてたかを計測していますよ。
一つの記事で情報を全て伝えるのではなくて、一つのサイトでユーザーの欲求を満たしましょう。
サイトで売上を上げることが得意な人は、「全力で一つのサイトでユーザーを満足させる能力」が非常に高いかな〜と僕は感じています。
情報の鮮度を意識し、古い情報は消していく
情報の鮮度やサイトの更新頻度を一定に保つと、ファンがつきやすくなります。
「新しく記事が更新されていないかな?」とユーザーが思って何度もサイトに訪れてくれるはずです。
リピーターがいるのと、いないのでは、売上はかなり変わってきますね。情報の新鮮さを保ったり、サイトの更新頻度を一定にすることも大切ですよ。
今回は記事数を増やさないでアクセスを増やす!というのがテーマの記事ですが、更新頻度を一定にするとクローラーが訪れやすくなり、検索結果に反映するスピードも上がっていきます。
狙っているキーワードのライバルをチェックする
上位表示させてアクセスを集めたい記事のキーワードを検索して、どのようなサイトが存在しているのか?をチェックしてください。
- 記事のタイトル
- H2、H3タグの見出し
- 文字数、ユニーク単語数
- デザイン性
- サイト全体のボリューム感
細かく数値化してメモをとる必要はないのですが、ライバルチェックを重ねていると、
「どういった記事がグーグルに好まれて上位表示されていくのか?」がわかっていきます。
ライバルチェックはめちゃめちゃ大切なのでぜひやって、自社コンテンツの修正を行ってください。
まとめ
- 誤字を修正する
- 日本語として不自然な文を整える
- 画像にalt属性をしっかり書き込む
- 古い情報を新しい情報に書き換える・追記する
- 反応が悪い記事を「非公開」に設定する
- H2,H3タグを変える
- 狙うキーワードの出現回数を減らす
- タイトルはどうしても必要な場合のみ変える
- 適度に内部リンクを張り巡らす
- 情報の鮮度を保つ
- 狙っているキーワードのライバルをチェックする
品質管理を意識すると、記事数を増やすことなくサイトアクセスを増やせます。
Google側を意識するのではなくてユーザーにとって「得」があるサイト運営を目指しましょう。