「どうやったら安定したウェブ集客ができるのか?」悩んでいる人は他にいませんか?
5年間で数千万アクセスを集客した僕が一番オススメするSEO対策は、「ロングテールSEO」です。これは鉄板のウェブ集客術。
ちょっとなんだか難しいと思うかもしませんが、かなり細かく説明していくので初心者の方でもすぐに実践できるまで理解できるかと思います。
- ロングテール戦略はいつでも実践可能で、効果が出やすい
- ウェブ集客の成功者はほぼこの戦略をとっている
- 安定したアクセスを長期的に集められて、しかも成約が出やすいのが特徴
無料メールマガジンのご案内
ロングテールSEOの大きすぎるメリット
- たくさんの記事・キーワードから集客出来る
- より安定してアクセスを獲得できる
- より濃い見込み客を集めるので成約率を高められる
上記の三つです。ひとつひとつ解説して行きますね!
メリット1:たくさんの記事・キーワードから集客出来る
例えば、「パソコン」というキーワードで上位表示できたら、かなりアクセスは集まると思います。
しかしこれは競合が多すぎるので、検索順位は全然安定しません。
このような検索回数が多いビッグキーワードでしか集客できていないとアクセス数が乱高下します。しかし、たくさんの記事やキーワードで集客できれば、1日のアクセス数は安定していきます。
ロングテール戦略を正しく実践できれば、以下のような集客ページの割合になりますよ。
(これはユーザーがサイトで一番最初に見るページ(ランディングページという)の割合)
1位から10位までは全体の「43%」
11位から20位までは全体の「18.5%」
1位から20位までは全体の「61.5%」
上記の構成となっています。この比率はめちゃめちゃ重要です。というのも、先ほどの「パソコン」でしか集客できなければ、ひとつのキーワードのみの集客になるので、このような比率にはならないんです。
一番アクセスを集めている記事が全体の95%以上を占める危険性があります。
そうではなく、ロングテールSEO戦略をとれば、このようにたくさんの記事から一定数のアクセスを獲得できるんですよね。
ライバルが多い市場で戦うのではなく、
なるべく小さい戦場(ニッチな市場)で戦う戦士(記事・キーワード)をウェブ上に突入させると、より安定した成果(アクセス)を毎日獲得できます。
まずは検索される回数が少ないスモールキーワードで狙った記事を検索順位10番目以内に持っていくのが目標です。
繰り返しになりますがユーザー心理を考え、検索意図を張り巡らせ、ニッチキーワードでトラフィックを集めることがロングテール戦略のキモになります。
記事が表示された時のタイトルクリック率(CTR)も大切なので、検索クエリ数が増えてきたらGoogleSearchConsoleでチェックしてみてください。
»<初心者向け>Googleウェブマスターツールに登録する方法
メリット2:安定したアクセスを集め続ける
ロングテール戦略ならたくさんの記事から集客できるので、安定したアクセスを獲得できます。
季節によってテーマの流行・廃りはあるのですがそれでも月に1回程度更新するだけで安定したアクセス数を獲得しています。
いわゆる被リンクを活用した外部SEO戦略ではこのような穏やかなアクセス波を起こせません
小さな小さなアクセスの積み重ねがこのような結果を導いていますね
メリット3:PV至上主義から脱却し、濃い見込み客を集客可能
濃い見込み客を集めるということはどういうことなのか?解説していきます。
具体例を話していきます。
具体例:虫歯。
たとえば、「虫歯」という漠然としたキーワードで上位表示させたとしても
- 初期症状が知りたい
- 悪化したらどうなるのか知りたい
- 虫歯にならないような正しい歯磨きの方法を知りたい
- 人気のある歯医者さんを知りたい
これらのような漠然とした欲求を抱えたユーザーしか集まりません。
どのような悩みを抱えていて、どのような情報を欲しがっているのか?
「虫歯」というキーワードだけではユーザーの気持ちや意図は不明です。
確かに「虫歯」というキーワードで上位表示させたら、大量のアクセスを獲得できるでしょう。
しかし、漠然としたキーワードのため、何も売っても売れません。
それよりも例えば以下のようなキーワードはどうでしょうか?
- 歯の痛み 止める
- 歯医者 渋谷
- 虫歯 治療 安い 都内
- 虫歯 痛み 止める
このようなキーワードで検索するユーザーの満たしたい欲求は推測できますよね。
仮に、虫歯治療の商品・サービスを取り扱っているのであれば、単に「虫歯」という漠然としたキーワードで集客するよりも
「虫歯を治したい」という意図がはっきりしているキーワードからの集客の方が成約率は高いことはイメージできるかと思います。
ビックキーワードで上位表示を狙うのではなくて、検索回数は少ないけれども、確実に需要があるキーワードで記事を作成することがロングテールの極意。
このような複合キーワードの方がユーザーの検索意図が明確なため、売上は上がります。
ユーザーの検索意図と抱えているニーズがはっきりしているキーワードから逆算すると、記事のペルソナも簡単に想定できるため、作るコンテンツも明確になりますね。
ロングテールの概要
インターネットを用いた物品販売の手法、または概念の1つであり、販売機会の少ない商品でもアイテム数を幅広く取り揃え、または対象となる顧客の総数を増やすことで、総体としての売上げを大きくするものである。
引用元: wikipedia-ロングテール
需要も供給も少ない商品(キーワード)で売上を上げて行く戦略をロングテールという』
図を見て頂くと解るのですが、ロングテールの部分は動物のシッポに似ていますね。
需要も供給も多くないですが、確実に一定層には求められているモノをかき集めるビジネスモデルです。
Amazonのビジネスモデルを思い出してみてください。
テレビやメディアでも話題となっている人気商品は街中の至るところで売られています。
そのような人気の商品をインターネット上で取り扱っても、リアル店舗との「差別化」はできませんよね。
人気で話題のヒット商品ではなくて、ちょっとマイナーでレアな商品をAmazonはより多く取り扱うことでアマゾンは莫大な収益を上げてきました。
この戦略はサイトやブログでも活用できます。
月間で検索件数が10万以上のキーワードで上位表示しよう!というのは効率が良く有りません。なぜならライバルサイトが非常に多く、新規サイトでSEO対策で上位表示させるのは難しいからです。
強いライバルがたくさん存在するキーワードで戦うのではなくて、よりライバルは少ないけれど需要が確実にある。こういったキーワードを狙ってコンテンツを作っていくべきですね。
ロングテールSEOは「塵も積もれば山となる」作戦だといえます。
良いサイトの特徴!アクセス総数の8割はスモールキーワードからの集客
良いサイトのアクセス解析を見ると、80%がスモールキーワード、ミドルキーワードからの集客となっています。
外部リンク頼りのSEO対策をしない限り、月10万回以上検索されているビッグキーワードから継続的にトラフィックを集めるのは難しいです。
またビッグキーワードはその性質上、ユーザーのニーズが顕在化していないため、コンテンツ記事内で商品を紹介しても成約(コンバージョン)獲得は難しいです。
サイトのアクセスは8対2の法則(パレートの法則)に収斂されていくのでサイト設計の段階からこの黄金比率を意識しておきましょう。
実例!ロングテールSEO対策の実践方法
ではどのようにロングテールSEOを実践していくのか?について話していきます。
言葉でやると言っても実践することは難しいです。毎日の積み重ねと試行錯誤が大切です。かくいう僕もウェブサイトを立ち上げて半年間は無収入でした。
最短最速でロングテールSEO戦略で収益を上げるために
作業量×思考力が必要となります。
このように聞くと、難しいと思ったり、「私にはできない」と思うかもしれませんが、完全にマニュアル化していないからこそ、競合他社と「差」を作ることができるんです。
簡単で誰でもできるんだったら、みんなやって市場は供給ばっかりになってしまいますからね。
では具体的なテクニックを話しますね。
テクニック1、たくさんのキーワードを拾えるように心がける
たくさんのキーワードから集客を狙うので、記事内にはたくさんのキーワードを入れ込むことを意識してください。
- 言い換え出来る言葉を探す
- より詳しく説明する
- ターゲットが使いそうな言葉を記事に入れ込む
- 専門用語を含ませる
ただなんとなくサイトを作るのではなくて、ターゲットが欲しい情報を載せてください
- 良く行きそうな場所
- 好きそうなもの
- よく見ているサイト
- よく読んでいる雑誌・書籍
リサーチ時間が長ければ長いほど、記事を書く時間が短縮できます。
テクニック2、専門性の高いサイト構成にする
専門性が高いサイト構成にするとよりロングテールで拾えるキーワードは増えていきます。
- 図を用いて解説してある
- 動画が埋め込まれている
- その分野の専門家が記事を書いている
- 更新頻度が高く、そして保たれている
- お客の声をしっかり載せている
- その分野の通説や常識を否定している
- 内部リンクが適度に張り巡らされている
- その分野に対しての網羅性が高い
- 記事を繰り返し校正し、修正を適宜加えている
その分野でしっかりと知識がある人や体験した人でしか書けないようなコンテンツを公開し続けることで専門性の高く、網羅性の高いサイトが完成します。
最近は体験者と業界の有名人とのインタビュー系の記事が費用対効果が良いと評判です。
拾い続けるために便利なツール
ロングテール戦略を実践するにあたり、便利なツールがあるので紹介しますね。
Googleのサジェストツールを使えば簡単にキーワードを抽出できますよ。
もちろんツールを使うのは賛否両論ありますが、ロングテールSEOを初めて実践する方は試しに使ってみてください。
サジェストツールの検索ボックスになんでも良いので単語を入力してみてください。
「虫歯 + キーワード」の候補が1011件も出てきましたね!
出て来た複合キーワードの横に在る「+」をクリックすると
このように
「虫歯 治療」というキーワードの複合ワードがさらに出てきます。
これを見ると「虫歯 治療」と検索する人はただ単に治療をしたい!というわけではなくて
- 治療後に痛みを感じることはあるのか?
- 麻酔は効くのか?
- 治療後は食事を取っても良いのか?
- 削らない治療法はあるのか?
このような疑問・質問を持っていることがわかりますよね。
なので、虫歯治療のやり方だけではなくて
- 治療後に痛みを感じるかどうか
- 麻酔が効く時間
- 食事はどのタイミングで取ればよいのか
- 削らない治療法はあるのかどうか
このような説明を追記するだけで、情報の濃い記事が完成されます
ユーザーが知りたいと意識していること+ユーザーが知りたいと意識してないけど知っておくべきこと
ユーザーの欲求を満たし、さらに情報の網羅性・包括性が高いサイトはグーグルから高い評価が与え、上位表示されていきます。ユーザーに新しい気づきを与えるサイトは素晴らしく価値がありますね。
結果的に滞在時間が長くなりPV率も上がり、お気に入り登録もしてくれるので、上位表示されていきますよ。
さらに「虫歯 治療 痛い」というキーワードの複合ワードを調べてみました。
単に虫歯と言っても
- 前歯
- 奥歯
- 親知らず
このような種類があることを発見しました。
部位を分けて虫歯サイトを作ることでより濃いユーザーからのアクセスが獲得できます。
「虫歯 治療 親知らず 専門」
「虫歯 治療 奥歯 専門」
もしあなたが歯医者でこのような部位に分けて専門的な治療を行っているのであればアクセス数は少ないかもしれませんが、
より悩みの深い濃いユーザーを集めることで問い合わせは増えますね。
売上をあげたいのであれば、ロングテール戦略は非常に有効な戦略であることは間違いありません。
ピンポイントにユーザーを狙い撃ちできれば少ない広告費でたくさんの利益を得られます。
ロングテール戦略は万人向けのキュレーションメディアではありません。
めちゃめちゃニッチだけど確実に需要があるテーマで、さらにユーザーにとって利便性が高い情報を伝えて行く態度がロングテールSEOを成功させるカギです。
無料メールマガジンのご案内
ロングテールSEOを実践するために必要なマインド
繰り返し書いた記事を見直して修正を加えていきましょう。
キーワードを拾い続けることでアクセスは徐々に集まって行きますし、Googleの検索ロボットの裏を狙うような方法ではない、安定したアクセスを集め続けることができますよ。
ウェブマーケティングについてもっと詳しく知りたい方は僕のメルマガを購読してください(無料)