パッと見の印象で勝負が決まってしまうネットビジネス。
もちろんタイトルが全てと断言するわけではありませんが、冒頭が魅力でなかったら見られませんし、見られないということは市場に存在していないことになります。
キャッチコピーやタイトルの用途として挙げられるのは以下の通りです。
ランディングページ、ウェブサイトのタイトル、facebook,リスティング広告、メルマガの件名。
webの世界では自分に価値があるかどうかをコンマ何秒で判断されるため、つまらないと、簡単に離脱されてしまいます。
そこで冒頭からの離脱を防ぎ、よく多くの人に見てもらえるようなタイトルやキャッチコピーの付け方について解説して行きます。
では今回はタイトルやキャッチコピーを簡単に作成することができる4つのステップをお伝えしていきます。
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Contents
タイトルとキャッチコピーの役割
役割は、興味をもらって続きを見てもらうことです。
ユーザーが最も離脱しやすいのは「冒頭」。だから最初から全力で飛ばさないと絶対に売上は上がりません。
逆を言えば、冒頭から注意を引ければ続きを読んでもらえるので、伝えたいことを伝えることができます。
なんどもテストしながら繰り返し文言を磨いて行きましょう。
いかに冒頭から興味を引くか?に全力をかけてくださいね。
ターゲットが思わず振り向くような表現を考える!
言葉は誰かに投げかけるために存在しています。
そして言葉自体を伝えることは簡単ですが、伝わることは難しいです。
マーケティングの基礎はターゲティングであり、そのターゲットに響く表現を使わなくてはなりません。
例えば、あなたが道を歩いているときにどんな言葉が聞こえてきたら思わず振り向きますか?
次の三択のうちからひとつ選んでください。
- ちょっとそこのあなた!
- そこのスーツ姿のかた!(あなたの特徴を言われる)
- ○◯○◯さん!(フルネームで呼ばれる)
③の「○◯○◯さん!」と、呼びかけられたら、すぐ振りますよね?
ウェブではダイレクトに名指しされないと相手に響かせることはできません。
そのためタイトルやキャッチコピーを見たら「あ!これ私のことだ!」と思って貰えるようにしたいですよね。
「ターゲットに成り切って、そんなことを言われたら思わず振り向いてしまうか?を考える」の真意はそこにあります。
- コンプレックス系の商品を売るならその人が思わず「ドキ!!!」としてしまう問いかけはなにか?
- 娯楽系、快楽系の商品を売るならその人が思わず「え!!なにそれ!」と目を見開いてしまうものはなにか?
- 自分と全く同じ境遇の人がどうしてこんなことになっているのか!と驚く表現は何か?
インパクトがある表現を探してください。論理的な表現よりも感情的な表現、感覚的な言葉も有効です。
タイトルやキャッチコピーを付けるためにはある程度コピーライティングを学ぶ必要があります。コピーライティングの基礎は「ターゲティング」です。
誰のためのタイトルなのか? 誰に取ってのキャッチコピーなのか?ターゲットを意識するだけでも、かなり魅力的なタイトルを思い浮かぶはずです。
ターゲットにとってどんな良い未来があるか?を考える
興味付けをさせるためにはマイナス面やリスク面はなるべく言わないようにします。
必ず良い未来を提示しましょう。想像を膨らませるような言葉がよいですよね。
ターゲットによっても、取り扱う商品によっても「良い未来」は異なります。
ダイエット系なら、「食べながら痩せる」「運動なし」「飲みだけ、やるだけ」「1日10分」。
「食べながら痩せる、新しいダイエット方法とは?1日10分だけで〇〇日でマイナス〇〇kg痩せる方法を知りたくないですか?」
なんてコピーがあったら思わず見てしまいますよね。
注意点としては、興味を引きたいあまりに誇大表現にならないこと。
一見するとオーバーな表現を伝えるならば、タイトルの後のコンテンツで根拠や証拠を提示すると良いでしょう。
最近ではYoutube動画の最初の5秒流れる動画広告が流行っていますよね。どれも非常にキャッチーなのでチェックしてください。
その未来を約束できる理由を挙げる
先ほどは、「未来」を伝えることが大切だとお話しました。
未来を伝えたら、実現できる根拠を伝える必要があります。
タイトルやキャッチコピーの役割は、「見込み客の引きつけ」なので、根拠や証拠はそのあとに続く文面で伝えるとより説得力がある表現になりますね。
その問題を解決するためには具体的な数字を盛り込んだり、モニターさんの効果を実感した割合や科学的なデータを打ち出すと良いです。
「本当に効果があるの?」「それってわたしにも出来るの?」
と思わず相手が疑り深くなって身構えてしまうのであればそのオファーは失敗です。キャッチコピーやタイトルに安心感を付けてあげるとあなたのオファーに飛びつく可能性は高くなりますよね。
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解り易くいうと?を繰り返してブラッシュアップしていく
タイトルやキャッチコピーがひと通り完成したら、「解り易くいうと?」を繰り返しながら、表現をブラッシュアップしていきます。
タイトルが長かったり、回り道のような表現をすると「結局なにが言いたいの?」と相手は困惑します。
特に自分が参入している業界のことを知り尽くしてしまっている人であればあるほど、専門的なワードを使ってしまい、結果的に魅力的ではないタイトルになりますね。
誰が読んでもわかりやすい表現をしてください。
- 削ぎ落とせる表現・言葉はないか
- もっとわかりやすくすることはできないか
- もっと短くすることはできないか
- もっと伝わる表現はないか
自分が話たいこと・書きたいタイトル・キャッチコピーではなくて相手ベースとなって何度も考えてみることをおすすめします。
サイトタイトルの場合は大体32文字以内がいいと言われています。
32文字以内に抑えるのって結構難しいですよね。どうしても収まりきれない!って時の方が多かったりします。
だから結局削ぎ落としたり、表現を変えたりする必要が出てきます。
「もっとわかりやすい表現ってないかな?」と考えるだけで、結構すっきりとしたタイトルが思いつきますよ
反応をテストしよう
サイト記事のタイトルを変えた時にはしっかりと反応率を確かめて見ましょう。
Googleウェブマスターツールはすでに登録していますか?
ウェブマスターツールの「GoogleSearchConsole」はサイト解析するのに使えるツールなのでぜひ使って見てください。
ウェブマスターツールで解析するサイトをクリックし、「検索トラフィック」→「検索アナリティクス」をクリックしてください。
そうすると、「CTR(Click Through Rate)」を見ることができます。
このサイトの平均CTRは「6.87%」でした。
日付を過去90日間に設定すると、過去90日間の推移が見られるのでぜひ見てください。
サイト記事のタイトルをあまり意識していなかった方は、このように変えていくと平均CTRは上がっていくはずです。
記事を書く前に狙ったキーワードで検索して見る
記事を書くときに選定したキーワードで一度検索して見てください。そうすればどのような記事タイトルが上位表示されているかわかると思います。
検索して見ることで、
「おー!このタイトルはなんかクリックしてしまうな!」
とか
「なんだこの無機質なタイトルは!」
などなど、いろんな発見があると思います。
魅力的なタイトルがあったらそれをファイルかエクセルでまとめておくと、タイトルやキャッチコピーを付ける時に参考にすることができますよね。
コピーライティングでいう、スワイプ集(過去に反応があったページ)みたいな感じで保存していくと良いでしょう。
ライバルサイトよりも1点でも高い点数を取ったサイトが上位表示されていきます。だからライバルサイトをチェックして、それよりもユーザーが満足するような記事を作っていきましょう。
オリジナルスワイプファイルは作っておこう
僕はいいな〜と思った記事はこうやってまとめています。
せっかくなので、いいな!と思う記事タイトルや広告の文面は記録としてファイルに残しておきましょう。
残しておくことで、自分がタイトルを考える時にそこから引っ張ってくるだけで良くなり、時間短縮できます。
反応がいいタイトルはどれだけ使いまわしても反応は出ます。
自分なりのオリジナルスワイプファイル集は必ず作っておきましょうね
まとめ
- ターゲットに成り切ってそんなことを言われたら思わず振り向いてしまうか?を考える
- ターゲットにとってどんな良い未来があるか?を考える
- 解り易くいうと?を繰り返す
- オリジナルスワイプファイルを作成する
自分の思い通りの反応を相手がしてくれるのか?
相手の言葉だったり、反応だったり、顔の表情だったり、データだったりをたくさん分析してみてください。
そしてテストの結果を元に改善・改良をして行けば良いでしょう。
作り出したら、すぐに反応を見る。これが一番の近道なんです。